教育福島0047号(1979年(S54)12月)-050page

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わが校を語る

いわき市立

 

いわき市立

小川中学校

 

平駅から北へ約十キロ、夏井川をはさんで純農村の小川町がある。この地の純朴な気風は、著名な詩人草野心平氏、ライスキング国府田敬三郎氏、経済学者櫛田民蔵氏を生んでいる。

本校は、旧小玉中、小川中を統合して昭和三十八年に創設され、以来、環境緑化では県知事賞、NHK賞などを受賞し、緑に包まれたすばらしい環境の中にある。また、学区が広く通学には列車、バス、自転車を利用する者も多く、二十二キロ離れた戸渡地区の生徒は校地内にある寄宿舎に入っている。

調和のとれた人間の育成を目指し、学芸面では、校内弁論大会、合唱コンクール等が恒例となり、時期が近づくと、美しいハーモニーが各教室から流れてくる。放課後になると、全員参加の部活動のため芝生の校庭が生徒でいっぱいになる。クラブ活動も、ダンスクラブのいわきヤッチキおどり、民謡クラブのジャンガラ念仏おどりなど、他校にはないユニークな活動も見られる。

JRC活動も活発で、校内の美化活動はもちろん、夏休み中には、学区内の景勝地背戸峨廊清掃や、重度身障者授産施設カナン村の訪問を例年行い感謝され、県教育委員会や全国善行会からの善行賞などの表彰を受けている。

本年は、文部省より体力づくり推進校の指定をうけ、全職員一丸となって取り組んでいる。体力向上のため全校生が音楽に合わせ、サーキットトレーニングに励む姿が見られるのも間近である。

 

美しい緑に囲まれた校舎

美しい緑に囲まれた校舎

 

体力づくりのフォークダンス

体力づくりのフォークダンス

 

全校生徒によるJRC活動

全校生徒によるJRC活動

 

校内合唱コンクール

校内合唱コンクール

 

 

 


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