教育福島0054号(1980年(S55)09月)-019page
への就業者が二・五パーセント(前年度三・五パーセント)、製造業などの二次産業が四十一パーセン(前年度三十六パーセント)、流通、サービス業などの三次産業が五十六・五パーセント(前年度五十九パーセント)となっており、二次産業への就業が著しく伸びている。このことは、現在の我が国経済の景気動向を如実に反映しているものといえよう。
(三) 職業別就業状況(表7参照)
技能、作業職系四千七百十九人(三十五・五パーセント)、事務系三千六百六十二人(二十七・五パーセント)、販売系二千二百七十八人(十七・一パーセント)、サービス系九百八十人(七・四パーセント)で順位は例年と変わりなく、上位三者で全体の八〇・二パーセントを占め、特に技能、作業職系の伸長が著しく、事務系職も伸びているのに対し、販売、サービス系は逆に低下する結果となった。
(四) 地域別就業状況(表8、図2参照)
全日制卒業者の県内就職者数は八千百五十七人で全就職者の六十一・三パーセント(男子六〇・八パーセント、女子六十一・九パーセント)で六〇パーセントの大台を超えた。
昭和四十九年度まで四〇パーセント台の低迷を続けていた県内留保率が五
表2地域別進学率
( )内は前年度
種別
地域卒業者数 大学・短期大学等進学者数 大学・短期大学等進学率% 各種学校等入学者数(予備校を除く) 各種学校等入学率%(予備校を除く) 県北 4,873(4,342) 1,232(1,135) 25.3(24.1) 506(602) 10.4(13.9) 県中 5,207(5,051) 1,297(1,282) 24.9(25.4) 700(518) 13.4(10.3) 県南 2,158(2,474) 459(505) 21.3(20.4) 281(250) 13.0(10.1) 会津 4,911(5,065) 1,084(1,140) 22.1(22.5) 702(714) 14.3(14.1) いわき 4,458(4,496) 1,022(1,044) 22.9(23.2) 562(607) 12.6(13.5) 相双 2,772(2,834) 527(584) 19.0(20.6) 451(528) 16.3(18.6) 計 24,379(24,262) 5,621(5,690) 23.1(23.5) 3,202(3,219) 13.1(13.3)
表3 学部別進学者数調(全日制)