教育福島0057号(1980年(S55)12月)-009page
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |
白沢村、三春町、西郷村、会津高田町(以上二)
新指定 安達町、浅川町、塩川町、昭和村、富岡町
今年度で指定町村数は累計三十一町村となるが、県としてはほぼ四十町村の指定となる昭和五十七年度をもって一応この事業に区切りをつける予定である。
なお、それ以降は各文化団体の自主的活動により文化振興基金の活用を期待するものである。
九 芸術セミナー
芸術セミナーは地域文化活動を推進持導する実作家、実活動家を対象として、実技、実作品を中心にその資質向上を図る目的で実施している。
県内を七ブロックに分け、部門を年次交代で順次開催することとしているが、開催地区内の指導者を中心に、県内各地から参加者があり、文化活動に携わる人々の研修と連携の機会として好評であった。
![]()
工芸部門(相馬市)
十 「青少年芸術劇場」と「こども芸術劇場」
子供又は青少年に対し、優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供することにより、芸術鑑賞能力の向上と豊かな情操のかん養に資する趣旨で、文化庁が派遣する我が国一流の舞台芸術の公演を県内四市において開催した。各地とも好評で、約五千名の青少年が鑑賞した。
十一 第三十三回県文学賞
県文学賞は、昭和二十三年度以来、広く県民から作品を公募してこれを審査し、優秀作品を顕彰し、本県文学の振興を図る趣旨で実施している。本年度の県文学賞の作品募集は、八月五日に締めきり、小説、詩、短歌、俳句の四部門合わせて二百五十五点という史上最高の応募数であった一昨年と同数の応募があった。これは文学を愛する県民各位の御支援により本質が県民文学活動の身近な発表の場として、また大きな目標として定着したものでありまことに喜ばしいことである。
応募作品の内訳は小説五十五、詩九十二、短歌五十四、俳句五十四点となっており、小説、短歌、俳句は史上最
表3 昭和55年度芸術セミナー実施状況
部門 期日 会場 参加者数 内訳 文字 5月22日〜24日 田島町中央公民館 39名 小説6名、詩3名、短歌16名、俳句14名、 舞踊 6月26日〜28日 いわき市文化センター 73名 絵画 7月24日〜26日 棚倉町中央公民館 61名 日本国18名、油絵28名、版画15名 彫塑 7月31日〜8月2日 福島女子高校 31名 演劇 8月21日〜23日 会津若松市文化センター 57名 工芸 9月18日〜20日 相馬市中央公民館 44名 陶芸16名、紙工芸20名、七宝焼8名 合唱 11月6日〜8日 郡山市富久山公民館
表4 青少年芸術劇場及びこども芸術劇場実施状況
![]()
表5第33回福島県文学賞受賞者
![]()
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |