教育福島0057号(1980年(S55)12月)-038page

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告知板

福島県教育委員会

 

新委員に

諸橋鐵二郎氏

山崎忠兵衛氏退任

 

昭和四十三年十月から、多年にわたり県教育委員として活躍された山崎忠兵衛氏は、この十月任期満了により退任されました。氏は、三期十二年のうち委員長の要職も二度務められ、本県教育に大きな足跡を残されました。

後任には、諸橋鐵二郎(もろはしてつじろう)氏=写真=が任命され、十月十七日県知事から辞令の交付がありました。

 

諸橋鐵二郎氏

 

諸橋鐵二郎氏

 

氏は、これまでに、小、中、高等学校のPTA会長など教育関係の経験も豊富で今後の活躍が期待されます。

新委員の略歴は次のとおりです。

学歴 昭和二十二年三月

日本大学専門部工科電気科卒業

昭和二十五年三月

日本大学法文学部政治経済学科卒業

職歴 昭和三十三年六月

諸橋電機椛纒\取締役

昭和三十六年五月

諸橋金物椛纒\取締役

昭和三十八年六月

諸橋家庭電器椛纒\取締役

昭和三十九年四月

諸橋合名会社代表社員

昭和四十二年四月

いわき商工会議所常議員

昭和五十二年五月

平信用金庫理事

昭和五十二年十月

いわき商工会議所副会頭

昭和五十四年四月

いわき地区生コンクリート協同組合理事長

 

講師に羽田孝夫氏

55県市町村教育委員会

広報連絡協議会を開催

県教育委員会と南郷村教育委員会は十月二十八日(火)九時から、今年度の広報連絡協議会を南郷開発センターで開きました。

この会は、例年、県市町村教育委員会連絡協議会の後援で実施されますが、今年度は、南会津郡三町四村の教育委員会を対象に行われました。今回は、特に、教育委員会関係者だけでなく、南会津教育事務所管内の学校から先生がたやPTA関係者が多数出席され、熱心に講演や演習などに耳を傾けました。

会はまず、金田広報係長の進行により進められ、二瓶南会津教育事務所長及び開催地である馬場南郷村教育長のあいさつのあと、福島民報社総務局長羽田孝夫氏の「魅力ある広報誌」と題した講演がありましたが、氏は、ユーモラスな話術で、御自身の経験などを話題に、「人間の信頼関係」の大切さや「読まれるための広報誌」はどうあるべきかを説かれ、好評でした。

午後からは、佐藤、古市両管理主事による演習「広報誌のできるまで」、「広報文体の基礎」が行われ、続いて松川主幹から「行政広報の重要性」についてまとめの講演がありました。

最後に、室井南会津教育事務所指導主事のあいさつで全日程を終了しました。また、出席者から「全く意義のある会議であった。勉強にしすぎはないので、このような機会を多く持っていただき、研修で得たものを即現実の行政の中に生かしていきたい」(大桃伊南村教育長)など多くの感想をいただきました。

 

講演風景

 

講演風景

 

 

 


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