教育福島0057号(1980年(S55)12月)-039page

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教育広聴会

中堅教員にきく

-県北地区-

 

本年度最後の教育広聴会は、十一月二十五日(火)午後一時から、福島市全逓会館で開催されました。

今回の県北地区教育広聴会は「中堅教員に聞く」のテーマで行われましたが、席上、あいさつの中で、邊見教育長は「教育諸条件の整備について鋭意努力をしているが、学校内外における問題や改善しなければならない点がないわけではない。児童生徒が、健康で豊かな生活が送れるよう学校教育に携わっている我々は、家庭や地域社会と密接な連携を保ちながら、県民の信頼にこたえなければならない」と述べました。

会には、県北地区の小・中・高・養護学校で、直接指導に当たっている九名の先生がたが出席し、教育現場での経験や指導の実態などの意見発表をしました。

意見発表後の話し合いは、伊勢呂総務課長の司会により進められましたが、主に、次の点に話題が集中し、真剣に意見の交換が行われました。

●教科指導

「ゆとりと充実」をめざす教育課程の実施に当たり、教師の主体的取り組みはどうしたらよいか。また、中堅教員として、共通理触に立った創意工夫ある教育実践はどうあるべきか。

●生徒指導

生徒理解に基づいた教師と生徒の望ましい人間関係はどうあるべきか。更に、人間性豊かな生徒指導はいかにすべきか。

●進路指導

啓発的経験を重視しての進路指導及び学校、社会、家庭三者の連携を密にした進路指導はどうあるべきか。

●健康教育

児童生徒一人一人を考えた健康づくり--からだづくり、体力づくり、心づくり--はどうしたらよいか。

●養護教育

精神薄弱児教育における進路指導や後期中等教育との関連をどうしたらよいか。

出席者は次のかたがたです。

 

熱心な意見発表

 

熱心な意見発表

 

<主催者側>

邊見榮之助 県教育委員会教育長

佐藤昌志 県教育庁教育次長

伊勢呂裕史 同総務課長

舘光雄 同義務教育課長

大槻進 同高校教育課長

添田信一 同県北教育事務所長

松川昭三 同総務課主幹

古内俊直 同保健体育課主幹

佐藤秀一郎 同養護教育課主幹

本田剛 同県北教育事務所次長

<意見発表者>

飯塚佳淑 小坂小学校教諭

菅野芙美子 二本松南小学校教諭

斎藤弘司 岳陽中学校教諭

三浦賢一 福島東高等学校教諭

須田啓二 小浜中学校教諭

蓬田道郎 福島高等学校教諭

日下実 保原中学校教諭

明石一夫 福島第三小学校教諭

長尾昭二 福島養護学校教諭

 

昭和56年度福島県学生寮入寮者募集

◎男子寮

場所

千葉県松戸市大字松戸638の4

上野 常磐線松戸駅下車

(20分) (徒歩10分)

建物構造

鉄筋コンクリート造3階建

(一部4階)

募集人員

1年生 45名程度

 

◎女子寮

場所

東京都渋谷区幡ケ谷3丁目72番地9号

新宿 京王線幡ヶ谷駅下車

(5分) (徒歩15分)

建物構造

鉄筋コンクリート造3階建

募集人員

1年生 13名程度

 

■入寮申込受付期間 昭和56年1月8日〜昭和56年2月28日

■入寮予定日 昭和56年4月

■寮費 男子寮月21,000円 女子寮月19,000円程度の見込み(食費を含む)

■申込受付場所 福島県教育庁高等学校教育課内

財団法人 福島県学生寮入寮申込受付係

電話番号 福島局21-1111(内線3933)

「募集案内」「申込用紙」は上記受付場所又は県内高等学校及び各教育事務所に用意してあります。

なお,詳細については同所におたずねください。

財団法人 福島県学生寮

 

 

 


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