教育福島0057号(1980年(S55)12月)-042page
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三春町立三春小学校
クラブ活動
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校舎全景
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六年
遠藤仁
ぼくたちの学校、三春小学校。今の校舎は、昭和四十五年に建設されました。学校は、三春町のほぼ中心のお城山の、ふもとの丘にあります。児童数は今のところ九百三十六名です。このごろ、転校生もくるので、児童数もすぐ変わってしまいます。
ぼくたちの学校、三春小学校は、古い伝統を持つ学校です。ぼくたちの学校の顔となっている明徳門は、元藩学校の門だったそうです。三春藩七代藩主秋田倩季は、学校を造って、自ら明徳堂と名づけたそうです。それが天保年中に焼けてしまい、十代倩季が建て直してから今の三春小学校前に移されています。ぼくたちは、こんなりっぱな明徳門があり、とてもほこりに思っています。それと同時に、大事にしなければと思います。
ぼくたち三春小学校の児童は、いつも次の三つを心がけて生活しています。それは、強く、正しく、美しくという目あてです。強くとは、心身共にきたえるということです。正しくとは勉強も行動も正しくやろうということです。美しくとは、美しい表現見方を養うということと、友達どおしで助け合い、はげまし合って生活することです。
三春小学校は、習字が盛んです。これは、三春小学校の伝統となっています。ぼくも習字が大好きで、最高賞も何度か取ったこともあります。全校生といっていいくらい習字が上手です。
校長先生を始め、先生がたはみんな習字が上手です。書写のコンクールなどがあると、みんな出品して、学校賞を何度ももらっています。
また、三春小学校からは、有名な人がたくさんでています。政治家もいますし、登山家の田部井さんもこの学校出身です。ぼくは、田部井さんは、よく女でエベレスト山に登れたな、と感心しています。でも、こんなに有名になったのは、それぞれの若労をのりこえてきたからなのだろうと思います。
だからぼくたちも、勉強やスポーツに全力をつくし、困難をのりこえ、この有名な人々に負けないようにがんばっていきたいと思っています。
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ぼくの学校わたしの学校
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