教育福島0066号(1981年(S56)11月)-042page

ぼくの学校わたしの学校

福島県立猪苗代養護学校

　

楽しいあそび▼

　

▼できあがった校舎

　

　

中等部三年

鈴木伸也

藤田　千津子

　

●　学校には、お友達はみんなでなん

人ぐらいいますか？

鈴木　……？　百二十人ぐらいです。

●　小学部と中学部には、クラスはいくつずつありますか？

鈴木・藤田　はい(指を折りながら)小学部は十一で、中学部は七です。

●　そのほかに、友達はいまぜんか？

鈴木・藤田　……？(訪問学級があって、九人が指導を受けている)

●養護学校としてはじまったのは、いつからですか？

藤田　昭和五十三年四月からです。

鈴木　そのころは、まだ教室が少し(四教室)しがなくて、ばんだい学園の教育棟の中で勉強していました。

●　新しい学校の建物は、いつできたのですか？

藤田　昭和五十四年と五十五年に、半分ずつ建ちました。

鈴木　学校を建てるときは、ブルやダンプがたくさんきて、すごかったです。

●新しい学校には、どんなりっぱな部屋がありますか？

鈴木　はい、養護・訓練エリアがあって、たのしいです。

藤田　そこは、朝の会でみんな集まっても半分残るくらい広くて、全部じゅうたんが敷いてあって、ねころんだりもできます。

鈴木　それから、マネージメント・ハウスといって、家と同じになっている教室もあります。

●　学校の周りには、なにがありますか？

藤田　家は少ししがなくて、うしろは広い畑です。横(東)の方は林であとは田んほが続いています。

●　遠くの方の様子は？

鈴木　学校のうしろの畑の向こうは、磐梯山につづいています。

藤田　冬になると、雪が降って、まつ白になります。吹雪でひどい日もたくさんあります。

●　天気のよい日は、どんな勉強をしますか？

藤田　はい、歩行訓練といって、近くにある分譲地や天鏡台(現在は昭和の森公園ともいう)や牧場や三忠碑や青年の家(国立)の方に出かけてきます。