教育福島0067号(1981年(S56)12月)-012page

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表5 昭和56年度移動芸術祭巡回公演

表5 昭和56年度移動芸術祭巡回公演

 

表6 第34回福島県文学賞受賞者覧

表6 第34回福島県文学賞受賞者覧

 

(小説部門)

(詩部門)

 

(詩部門)

(短歌部門)

 

(短歌部門)

(俳句部門)

 

(俳句部門)

表7 第34回福島県文学賞応募者地域別内訳

 

表7 第34回福島県文学賞応募者地域別内訳

表7 第34回福島県文学賞応募者地域別内訳

 

十二 第三十四回福島県文学賞

 

広く県民から作品を公募して、優秀作品を顕彰するとともに、本県文学の振興を図る趣旨で昭和二十三年度から実施している県文学賞は、本年度で第三十四回目を迎えた。

本年度の県文学賞の作品募集は、八月五日に締め切り、小説、詩、短歌、俳句の四部門に二百十点の応募があった。これは昨年度の二百五十五点に比べて若干少ないが、それでも、昭和五十三年度から連続して応募数が二百点を越えていることは、本賞が県民文学活動の身近な発表の場として、また一つの大きな目標として定着しているものであり、喜ばしいことである。

また、本賞の受賞者の総数が三百八十三名(昭和五十六年度現在)にものぼり、各々、県内外で本県文学振興のために貢献されており、大変心強い限りである。

さて本年度の応募状況は、小説五十一点、詩六十三点、短歌四十三点、俳句五十三点となっており、昨年と比べて、詩が二十九点減っており、また青少年の応募についても昨年四十四点、本年二十八点と十九点減っている。

年齢別の応募状況を見ると、五十代以上の応募者が、六十四パーセントを占め、応募者の平均年齢も、昨年度の四十三歳に対して、本年度は四十八歳と若干高くなっている。今後は、青少年とともに若い人の創作活動が活発化し、応募数が増加することを期待したい。本年度の受賞作品は、表6のとおりであるが、残念なことに短歌部門については文学賞に該当する作品がなかった。また、応募者の地区別内訳は表7のとおりである。

なお、受賞作品集である「県文学集NO.29」は昭和五十七年三月発行を予定している。

 

十三 家庭劇場

 

家庭劇場は、本格的な文化施設を有しない地域で、常日ごろ優れた舞台芸術に接する機会の少ない、県民のために、中央の優れた舞台芸術を巡回公演して、家族ぐるみで芸術を鑑賞することを奨励し、豊かな家庭づくりと地域文化の振興に資する趣旨で実施している。本年度は、県内の二十五町村において、音楽十五公演、児童劇十公演の計二十五公演が開催された。

音楽公演は、ミュージカル・アカデミーの「歌はともだち」として童謡、子供のためのミュージカル・ポピュラーなど十公演、古正美知子と東京バロックコンサートによる「音楽隊がやってきた」としてこどもの歌、クラシック、世界の民謡など五公演を実施した。また、児童劇は、劇団「風の子」が「トランク劇場」として身近にある紙、びん、ロープ等を使いながら手あそび劇あそびなどの演技を県内十町村で巡回公演した。

各会場とも好評で、どのプログラム

 

 

 


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