教育福島0067号(1981年(S56)12月)-000page
教育福島
'81 12
表紙絵に寄せて 片石 妙子 石森山
平の市街地より五キロメートル北の方に、標高二百メートル余の石森山がある。忠教寺という臨済宗のお寺が古いたたずまいを見せ、右側にはフラワーセンターがあり四季折々の草花や温室の熱帯植物が優しく迎えてくれる。
広い園内には手入れのゆき届いたたくさんの遊歩道があり、春や秋の遠足のシーズンには子供たちの元気な声があちこちから聞こえてくる。土曜の午後や休日には家族連れでのんびりと散策する姿が見られる。はるか前方に穏やかに横たわる太平洋、新舞子の松林、黄金色に実りの色を見せる田んぼなどの自然の織りなす見事な景観にしばし目を奪われ、おもむろに遊歩道に歩を進めてゆくのである。
(福島県立磐城女子高等学校教諭)
目次
表紙題字 福島県教育委員会教育長 邊見 榮之助
巻頭言 [PDF]マイ・ホーム主義 元福島県立福島高等学校長 池下泰弘
ちょっと我慢を [PDF] 福島県並医科表学事務局長 奥山健一
特集
随想ずいそう [PDF]〈はじめて教壇に立って〉椎野玲子・渡辺晋一・阿部孝貞・笹川庸雄・岩渕朱実・尾形 昇・山崎 亨
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教育センターから [PDF]「現代社会」指導の在り方を求めて
知っておきたい教育法令 [PDF]病気休暇