教育福島0067号(1981年(S56)12月)-017page

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財産東北地方審議会で県への払い下げが決定され、年度内に事務手続きを済まぜ、五十七年度早々に工事着工の計画である。

博物館は二年の時差をつけ、五十七年は建物と展示の基本設計に入る予定である。

 

文化財の保護

 

一 文化財の指定

 

文化財は“わが国の歴史”文化を正しく理解するうえで欠くことのできないものであり、また将来のわが国の文化の向上発展の基礎をなすものである。

この文化財を保存し、かつ、これを一般に公開するなど、その文化的活用を図るため、文化財に指定し、その保護に努めているところである。

国及び県の文化財指定件数は表10・(1)、(2)、(3)のとおりである。

 

二 文化財保護審議会

 

県文化財保護審議会は現在十五名の委員で構成され、県教育委員会の諮問に応じ、文化財の保存及び活用に関する重要事項について調査審議を行うため設置されている。(表12)

本年二月同審議会から表11の文化財を県指定とするよう答申があり、本年三月三十一日付、県指定となった。

 

国宝白水阿弥陀堂(いわき市・願成寺)

国宝白水阿弥陀堂(いわき市・願成寺)

 

表10指定文化財件数

(1) 文化財指定状況 昭和56年5月1日現在(単位:件)

(2)国・県指定の文化財件数の推移 昭和56年5月1口現在(単位:件)

 

(2)国・県指定の文化財件数の推移 昭和56年5月1口現在(単位:件)

 

 

重要文化財木造十一面観音立像(湯川村・勝常寺)

重要文化財木造十一面観音立像(湯川村・勝常寺)

 

 

 


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