教育福島0072号(1982年(S57)07月)-033page
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一、対象者
各婦人会 各学級 一般婦人
一、学習日数
八日間他にクラブ活動は随時
一、学習方法
講義 話し合い 移動学習 実習
一、経費
町費受講料 年額一人三千円
一、運営方針
運営委員を設置し、会の機構を分化し役割分担をもって、自主的な運営をはかる。
一、その他
計画は開設者、実施機関並びに講師の都合、または、運営委員会の協議により変更することもある。
一、学習主題
イ)家庭生活と地域社会づくり
ロ)婦人の健康管理
ハ)余暇の活用(陶芸、手芸の実際)
一、運営委員会
運営委員は、講座生の中から選び、委員数を決める。(委員長一名、副委員長二名、各クラブ代表二名、委員若干名)運営委員は、学習活動の検討と自主的な運営を図る。
運営委員会の定例会は、四月、八月二月とする。
四月 年間学習計画の検討
八月 学習の打ち合せ
二月 講座の反省と次年度への要望
年間プログラム
四月 開講式−−学級のすすめ方、講義フィルムフォーラム
六月 生産と消費−−交歓研修と見学、原子力発電所見学
七月 磐梯青年の家宿泊研修−−婦人団体と活動、テーブルマナー、会津の文化財
九月 天然記念物の探勝−−阿武隈洞見学
十月 健康管理についての学習−−脳卒中、講話と血圧測定
十一月 社会学習−−豊かなくらし、講話フィルムフォーラム
十二月 社会学習−−くらしのエチケット
・社会学習−−これからの農村生活について、閉講式、反省
・クラブ活動 手芸、陶芸
講座生の感想 (K子さんの手記)
運営委員会の話し合いで、手芸クラブ、陶芸クラブに分かれ、講座生独自の計画のもとに運営することになったその中の陶芸についてのべてみると、先ず、焼き物の大家でいらっしゃる大竹仙吉先生より陶芸に対する心構えについてご指導を受けた。そのいくらかの知識をもとに、喜多方市の陶芸教室の実習を見学し、その後、本郷町の窯元で実際に制作指導を受けた。自分の作品がどのように焼き上がるか楽しみです。
今まで、制作したいという意欲はあっても手がけることのできなかった陶芸も仲間とともに手がけることができたといら喜びは、なにものにもかえがたいことであります。
これからも自分の才能や趣味を伸ばしてみたいといら私たち婦人の願いと、集いの機会を持ちたいと思う。
おわりに
この講座を企画運営して感じたことは、三十代〜六十代と年齢の層には、幅があるものの、お互いに知恵をだし合い励まし合うことが学習を進めるためにいかに大切かということです。
この実践学習をとおし、今後も知識と技術を身につけ、余暇を生かした学習の場となるよう努力し、講座生が入ってよかった、と喜んでいただけるように講座の運営にあたりたいと思っております。
(社会教育活動推進員 小沢ミツエ)
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赤ん坊も参加のレク教室
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看護教室
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七宝焼教室
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