教育福島0074号(1982年(S57)09月)-037page
ぼくの学校わたしの学校
天栄村立広戸小学校
(校長 白鳥 修・児童数156名)
五年
芳賀裕子
私たちの学校は、天栄村の東部、県道鏡石〜下松本線沿いにあり、緑に囲まれたクリーム色の三階建ての新校舎です。私たち百五十六名は、三月八日より、新校舎で勉強しています。
近くには、東北新幹線が通っており屋上からは、新幹線の走る美しい電車が見られます。
私たちの学校には、他の学校にはない「食堂」があり、一年生から六年生までいっしょに給食を食べています。
一・二年生の給食の準備は、五、六年生がやり、毎日、楽しい給食です。
新校舎ができると同時に、旧校舎が建っていたところも校庭に広げられ、大変広い校庭になりました。
こんなりっぱな校舎と広い校庭で勉強や運動ができる私たちは、日本で一番しあわせだと思っています。
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私たちの学校の授業以外の活動を二つ紹介します。
私たちの学校では、月曜日の五校時に「学級の時間」という時間があり、学級で計画を立てて、いろいろな活動をしています。私たちの学級では、七月に、十メートルもあるたなばたを作り、かざりをつけたり、願い事を書いたりしました。できあがったものは、とてもすてきなたなばたでした。
この学級の時間は、自分たちの計画や考えで活動することができますのでとても楽しく、一番気にいっている時間です。
つぎに、私たち五、六年生はサッカー、ミニバスケット、卓球の特設クラブに入り、放課後、毎日練習をしています。
特設クラブの先生の指導により、村内小学校球技大会や岩瀬地区小学校球技大会での優勝を目ざしてがんばっています。
特設クラブの練習は大変苦しいけれども、みんないっしょうけんめい練習にはげんでいます。
新しい校舎ですので、そうじは大変ですが、私は、この広戸小学校で楽しい学校生活が送れることを誇りに思っています。
▼ みんなたのしく
◆校舎全景