教育福島0078号(1983年(S58)01月)-030page

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3) 書く

書いたものと組みたて表をつきあわせたりしながら、伝えたい気持ちや事柄をふくらまぜて意欲的に表現活動ができた。

4) 書き直し

漠然とみなおしてゆくのでなくみなおす観点を決めて学習させていったところ、誤字や脱字、仮名遣いの表記上のあやまりの多いことに気づき、推敲記号を書き入れながら訂正することができた。

特に、わかりにくい表現のところは、{や<の記号を使い訂正し、相手に伝えたい気持ちや事柄が、正しく伝わるような手紙に推敲することができた。

・ 四年の場合

(一) 児童の変容(資料4)

(1)感想あつめ(2)構想(3)書く(4)推敲の指導過程にそって、児童の変容を見ると、TH(男)の児童においてはあまり見られなかったが、その他の五人の児童においては、中、下の評価段階より上への伸びが見られた。

また、THの児童についても指導前の感想文と比べると、読む人にわかりやすい作品となっている。

特にYH(男)の記述、推敲、TN(男)の記述における伸びが著しい。

(二) 各段階における考察

一人一人、指導段階にそって考察をくわえていったところ、TH(男)をのぞいて次にあげるようなことが言え

 

資料2 複式学習指導案

 

 

 

 


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