教育福島0078号(1983年(S58)01月)-000page
教育福島
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表紙絵に寄せて 吉沢順子
裏磐梯
冬の風景と言われて思い出すのは、やはり故郷会津の雪景色です。あたり一面真白な雪に覆われた風景は、すべてのものを包み込む優しさと、すべてのものを寄せつけぬ厳しさとの両方をあわせ持つ美しさがあります。
なかでも、わたしが好きなのは裏磐梯の風景です。磐梯山は福島県を代表する観光地ですが、わたしたち会津に生まれた者にとっては、故郷の心とも言える特別な意味をもっています。わたしは、表磐梯の優美さよりも裏磐梯の厳しさが好きで、特に冬はそれが際立ってみえ、向き合っていると、心が静まり返るようで、中途半ぱな生き方はしたくないなと思えてくるのです。そんな気持ちをこめて描きました。(福島県立船引高等学校教諭)
目次
表紙題字 福島県教育委員会教育長 邊見榮之助
活力とうるおいを 福島県知事 松平勇雄
豊かな明日へ 福島県教育委員会教育長 邊見榮之助
提言 [PDF]たかが野球、されど野球 徳島県立池田高校野球部監督 蔦 文也
特集 [PDF] 教育研究の推進 教職員研究論文特選入賞者の論文概要
随想ずいそう [PDF]〈若き教師におくることば〉本田勇三・星 和雄・渡部正吉 鈴木忠良・日高武夫・桑島 達 白井政弘・橋本秀夫