教育福島0101号(1985年(S60)06月)-014page

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を設定して、自らの活動意欲を高めさせるとともに、自己反省や自己評価からより望ましい人間関係をはぐくむ態度の育成を図った。

 

(1) 班編成と協力委員の組織活動(資料2)

 

(2) 生活記録表の活用

生徒一人一人が個人生活記録表に毎日の活動について、項目ごとに反省を記入し、更に班全体の生活状況について反省を記録させ、毎週土曜日の「学級の時間」に反省会を開き、話し合いによる解決を図るなど、自律的態度の意欲化を図った。個人別生活記録には、担任が指導助言を記載して生徒に返すようにし、ノートを通して教師と生徒との心の交流を深めるよう配慮することによって、学級生活の中での望ましい人間関係づくりを図った。

 

(3) 賞賛デーの設定

学習・生活・係活動など学校生活のあらゆる場で、他より少しでも良い考えや行動を示した生徒に対して、教師は賞賛の言葉をかけてやる。ほめられた生徒は、自分が認められた喜びと満足とで、その教師に対して信頼感を抱くようになり、教師と生徒との間によりよい人間関係が生まれる。このことは、生徒の意欲を高め、自主的活動を活発にするものと考えた。

 

(三)部活動部会

 

1 研究テーマ

(1) 生徒が自主的に計画を立て、進んで実践していく部活動の育成を図る。

(2) 集団生活の中で規律を守り、礼儀作法を身につけ、連帯感を高める部活動の育成を図る。

 

2 めざす生徒像

(1) 上級生・下級生の区別なく、仲良く生活することができる生徒

(2) 目的に向かって努力することが

 

資料2 「協力委員」の組織と活動内容例

資料3 班生活記録表

 

資料3 班生活記録表

資料4 帰りの学活(短学活)の基本図

 

資料4 帰りの学活(短学活)の基本図

資料5 賞賛daysチェックリスト表(記入例)

 

資料5 賞賛daysチェックリスト表(記入例)

 

 

 

 


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