教育福島0101号(1985年(S60)06月)-044page

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昭和六十年度

 

巡回スポーツ指導

 

スポーツクラブ

育成指導者

講習会から

 

スポーツシーズンに入った五月八〜十日の三日間、県教委、開催市町村教委主催による巡回スポーツ指導・スポーツクラブ育成指導者講習会が開催された。

この巡回スポーツ指導講習会は、地域住民の自主的・自発的なスポーツ活動を振興するためには、地域におけるスポーツクラブを育成し、活動の促進を図ることが必要であることから、社会体育関係者やスポーツクラブ(教室)のリーダーを対象にスポーツクラブの育成の指導、運営の諸問題について研修を深め、その活動の充実を図るとともに、指導者としての資質の向上を図ることを目的として、各市町村を巡回して行われているものです。

 

相双地区(原町市)での講習会概要

 

五月十日(金)原町県営体育館には相双地区の市町村社会体育・社会教育担当者、公民館・体育館職員・体育指導委員、スポーツ指導者・スポーツ少年団指導者、スポーツクラブリーダー、職場スポーツ指導者等の関係者が参加し講義や実技指導、研究協議に熱心に取り組んでいました。

 

実技指導で汗を流す

「親子の体操」公開

 

実技指導は、白石 豊(福島大学講師)が、「レクリェーションと体操」と題し、時や場所を選ばず一人で行う体操、親子体操、二人組みでの体操等、気軽にできるユニークな体操が紹介された。中でも親子体操では、上図の1から7まで親と子の健康と体力の維持増進が促進されるほか、スキンシップによる親子の絆が強まる効果がある。等の説明に参加者は汗を流して実習していた。

この体操、家庭で是非実施してみてはいかがでしょうか。

 

新しいスポーツ

「グランドゴルフ」が紹介される

 

また、今回は新しいスポーツとして「グランドゴルフ」が、県教育庁保健体育課指導主事、朽木耕作・七島藤雄両講師によって指導、公開された。

この「グランドゴルフ」は、ゴルフとターゲットをアレンジした新しい試みの軽スポーツで、鳥取県泊村において文部省の生涯スポーツ推進事業の一環として開発された、だれでも気軽に楽しめる屋外スポーツの一つです。

くわしい説明の後、一チーム六人編成で八チームが、設定された八ホールのコースに挑戦、専用のステック、ボールで、ホールポストをめざして打ち、ホールインワンをして歓喜するなど、新しいスポーツの修得に取り組んだ。

なお、詳しい内容については、県保健体育課までご連絡下さい。

 

親子体操「あばれ馬」の実演

親子体操「あばれ馬」の実演

 

 

 

グランドゴルフ「うまく入るかな?」

グランドゴルフ「うまく入るかな?」

 

 

 


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