教育福島0102号(1985年(S60)07月)-017page

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む)には、普通科のほかに、専門学科として、理療科、保健理療科が設置されている。

盲児に対しては、主として触覚と聴覚を活用した指導を、弱視児に対しては、見えやすい条件を整えて、主として視覚を活用した指導を、特別な工夫と配慮のもとに行っている。

●聾学校

聾学校においては、聾児や高度の難聴児が在学しており、本校では、幼稚部から高等部まで一貫した教育を行っている。三分校には、幼稚部と小学部が設置されている。高等部には、普通科のほかに、専門学科として、産業工芸科、被服科、クリーニング科、金属工業科が設けられている。

聾学校における教育機器の主なものに、補聴器がある。適切な音やことばを増幅することによって、それぞれの児童生徒の聴覚障害の状態に即した教育を行うため、集団補聴器や訓練用補聴器など、各種の補聴器が用いられている。

●精神薄弱養護学校

精神薄弱養護学校における教育は、小学部、中学部、高等部で行われている。教育の目標は、一人一人の児童生徒の全人的発達を図り、その可能性を最大限に伸ばすことを目指すという点では、基本的に、小学校、中学校及び高等学校と同じである。しかし、在学する児童生徒の障害の特性にかんがみ、身辺自立の技能と習慣を身につけさせ

 

表15 障害に応じた学校及び所在地等

表15 障害に応じた学校及び所在地等

 

 

 


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