教育福島0102号(1985年(S60)07月)-043page

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ぼくの学校

わたしの学校

 

いわき市立四倉中学校

 

いわき市立四倉中学校

三年 吉田 幸司

 

校長 安部 友雄

生徒数  688名

 

太平洋を眺め、文武両道をめざす

 

私たち六百八十八名が通っている四倉中学校は、「じゃんがら念仏おどり」で有名な祐天上人誕生の地、いわき市の四倉町にあります。

四倉町は、東北の湘南地方といわれるまことに温暖の地であり、漁業の町として活気に満ちております。

校舎からすぐ東側には、広大にひろがる太平洋と海岸ぞいに並ぶ防潮林が美しく眺められます。白砂青松のこの恵まれた環境の中に白い四階建の校舎、体育館、武道館、五十メートルの公認プール、三面のテニスコート、そして、市内随一の広さを誇る校庭があり、私たちは、毎日のびのびと楽しい中学校生活を送っております。

この広い校庭には、学校のシンボルである「白銀の松」が高くそびえております。この白銀の松は、学校創立の当時の二つの地区からなる四倉町の境界にあり、校歌にもうたわれております。「雄々しく、たくましく育て」と私たちを常に見守っております。

 

生徒会活動は、「みんなでめざそう活発な生徒会」をスローガンとして、生徒全員が生徒会活動を活発にするよう係活動に励んでおります。

部活動では、各部とも伝統的に活発な活躍で、特に、柔道部やテニス部が盛んです。柔道部は、第二回福島県大会に優勝したのをはじめ、全国大会にも出場の記録をもち、昭和五十五年度には、東北大会ベストエイト入りを果たしました。

全国大会では、ベスト十六位に入り、敢闘賞を受賞しました。一方、テニス部も昭和五十九年度は、男子団体で、東北大会で完全優勝し、全国大会では第三位、個人の部では、準優勝に輝きました。

このように本校は、大変部活動が盛んで、数々の記録を残してきました。

 

本校の教育目標である1)心豊かな生徒、2)自主的に学習する生徒、3)体力と気力にあふれる生徒、に少しでも近づくように、毎日一歩一歩努力しております。そして、先輩からの合いことばである「文武両道」を守り続けるため全生徒がんばっております。

 

白い校舎前テニスコートで練習に励む生徒達

白い校舎前テニスコートで練習に励む生徒達

 

 

 


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