教育福島0103号(1985年(S60)08月)-047page
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ぼくの学校
わたしの学校
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県立白河高等学校
三年 菊地 太郎
校長 佐久間隆男
生徒数 1046名
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全校生による創立記念校内マラソン大会
我が校は歴史古き白河の地にあります。しっとりと落ち着いた、苔むす白河の関。松の緑にかこまれた湖水に関の山を映す南湖。これら歴史の遺産を数多くとどめるこの地は、また、高く連なる那須連峰を仰ぎ、阿武隈のせせらぎをきく、美しい自然に囲まれたさわやかな高原でもあります。私たちの学校生活は、この自然の移り変わりとともに美しく色どられているのです。
我が校では、伝統的なイベントが春と秋に催されます。
春の「創立記念マラソン」は十キロの道を全校生が走りぬくというもので、「登龍健児の心意気」とばかり、スタートから各人の気迫はすさまじいものがあります。
新緑のまぶしさ、流れる汗に目をしばたかせて完走した満足感。これこそがなによりの高校生活の楽しさというものです。
秋の「郡内一周駅伝大会」は、学級対抗戦であり、練習も一段と過熱してゆきます。それに、これは恒例の地域との結びつきの一大行事でもあるので、多くの人々が応援にかけつけてくれますし、なによりもありがたいことは、大会中、それぞれの地域の人々の温かいもてなしがあることです。
こうして、地域の人々とともに、白高の歴史が積み上げられてきています、
部活動では、特に弓道部、自転車部の活動が目立っています。このような各部の活躍に大きく貢献しているのが合宿所「登龍会館」です。これは、私たちの先輩方より贈られた建物で、ここで、HRや各部が自炊の生活をしながら、HRづくり、チームづくりをすすめています。このように先輩方の協力も白高の発展の一つの力なのです。
生徒会の活動も自主性を基礎に進められています。
そして、今年は三年に一度行われる「登龍祭」の年です。従来の学校祭の殻を破るべく、生徒、先生とも活動を始めています。自主的生徒会活動の集大成として、また、白高校風の高揚と登龍健児の意気を示す場として、成功を期して頑張っていきたいと思っております。
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校舎正面玄関
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