教育福島0105号(1985年(S60)10月)-044page
ぼくの学校
わたしの学校
西白河郡東村立釜子小学校
六年 飛知和 豪
校長 村越 亮
児童数 393名
わたしたちの釜子小学校は、白河市の東方十八キロの東村にあり、北側を阿武隈川が流れています。校舎は、校歌に歌われている矢武川と水田が見わたせる小高い丘に建っています。
釜子小は明治七年に開校されてから創立百十一周年の歴史を持つ古い学校です。
わたしたちの学校には「がんばる子ども」「考える子ども」「助け合う子ども」の三つの大きな目標があって、毎日学習や運動にがんばっています。
校舎のまわりにいろいろな種類の木がとてもたくさんあり緑にめぐまれています。また全校緑の日が決められていて、クラスごとに力をあわせて美しい花だん作りにはげんでいます。一人一鉢運動をおこなっていて、菊の花を育てています。それで今までに何回も、いろいろな賞をいただいています。
釜子小の特色はいろいろありますが「ゆたかの時間」を利用して行っている集会活動もそのひとつです。 「こいのぼり集会」「七夕集会」「お月見集会」「豆まき集会」「ひなまつり集会」などがあります。七夕集会は七夕かざりを作って、短冊にねがいごとを書いて下げたり、歌を歌ったりゲームをしたりします。七夕のスライドを見たりお話を聞いたりして楽しい時間を過ごします。
次に自慢できることの一つに、あいさつがとてもよくできることがあげられます。
いつでも、どこでも、だれにでも、元気よくあいさつできるので村の人達から釜子小の子供たちは、「あいさつがとてもじょうずだ」とほめられます。
また給食がおいしいことも自慢できることの一つです。おと年は、文部大臣賞をいただきました。給食の先生と三人のおばさんがたがいっしょうけんめい作って下さる給食を残さず楽しく食べています。
それから僕たちの学校にはマラソンコースがあります。校舎の周りを一周すると五百メートルになり、冬の業間活動にとり入れて体力作りにはげんでいます。
全校生徒三百九十三人が、力をあわせて楽しい学校生活がおくれるようにがんばっています。そして先輩たちの築いてきた伝統を受けついで守り、すばらしい学校になるように努力しています。
クラスごとにみんなで花壇つくり
ゆたかな時間を利用した「ひなまつり集会」