教育福島0106号(1985年(S60)11月)-034page

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〈資料〉

文部省「これからの学校施設づくり六つの留意点」

 

公立学校施設づくりは、全国的に量的不足の解消に主力を注がなければならなかった時期においても、各設置者においてその位置や環境及び建物の安全性や快適さ等に配慮して行われてきた。今後の学校施設づくりは、引き続きこれらの点に留意することはもちろん、さらに、二十一世紀の児童生徒の教育、学習の場をつくるという長期的観点に立った配慮が必要となっている。そして、こうした施設づくりに当たっては、特に次の六点に留意する必要がある。

なお、これらの点に留意しつつも、学校施設が画一化されず、それぞれ個性的で、特色あるものとすることが望まれることは、言うまでもない。

 

1、学校の基本的条件(適正規模)を充たした施設づくり

児童生徒の教育指導上、学校の管理運営上さまざまな問題を有する過小規模校の統合及び過大規模校の分離の促進を図ることが必要である。

 

2、教育・学習方法の多様化に対応した施設づくり

近年、「最近の学校における問題行動に関する懇談会」 (五十八年三月)

 

表1 本県における多目的スペースの設置状況

表1 本県における多目的スペースの設置状況

 

 

 


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