教育福島0112号(1986年(S61)07月)-038page
る。(昭和六十年度福島県高等学校英語弁論大会優勝ならびに努力賞受賞、同年度東北六県高等学校英語弁論大会優勝)
(五) その他
1、留学生の受け入れと派遣〔受け入れ〕
1) 氏名 エミー・プライラー(アメリカ)
種別 YFUの短期留学生
期間 昭和六十年七月二日〜二十日
2) 氏名 キム・マリー・オーリツヒ(オーストラリア)
種別 須賀川ロータリークラブの交換留学生
期間昭和六十一年一月〜一年間
○参考までに、表4に授業時間割表を掲載しました。
〔派遣〕
1) 氏名 佐藤秀子(二年生)
種別 YFUの留学生
留学先 アメリカ
期間 昭和六十年八月〜一年間
2) 氏名 海村真寿美(二年生)須賀川ロータリークラブの交換留学生
留学先 アメリカ
期間 昭和六十年八月〜一年間
3) 氏名 山口綾子一二年生一
種別 須賀川ロータリークラブの交換留学生
留学先 オーストラリア
期間 昭和六十一年四月〜一年間
2、アセアン諸国青年視察団の受け入れ
日時 昭和六十年七月十八日
概要 第六校時、社会、数学、理科、英語、家庭の授業参観、放課後部活動見学、その後教職員および生徒代表との懇談会を開催して、理解と親善に努めた。
3、意識調査の実施
昭和六十年十月、全校生を対象として、アンケート形式による意識調査を実施した。以下にその一部を掲げる。人回答者数は七百八十一名である)
○最も関心のある地域はどこか
1) アメリカ 三百十名
2) ヨーロッパ 二百一十六名
3) オセアニア 八十名
4) アジア 五十六名
5) アフリカ 三十九名 以下略
○外国のどんな点に関心があるか
1) 文化 四百八十二名
2) 高校生活 二百二十七名
3) 地理や歴史 四十二名
4) 政治や経済 二十九名
○外国人との接触に抵抗を感じるか
1) 非常に感じる 百五士二名
2) それほど感じない 五百二十八名
3) 全く感じない 百名
○外国で生活してみたいか
1) は い 五百五十一名
2) いいえ 百十一名
3) わからない 百七十二名
○外国に留学したいか
1) は い 四百二十八名
2) いいえ 百七十九名
3) わからない 百七十四名
4、校内研修会(教職員)の実施
日時 昭和六十一年五月十九日
演題 「イギリスと日本」
講師兼子アン氏
略歴 昭和二十五年イギリス生まれロンドン大学日本語科卒業駐日イギリス大使館勤務同時通訳資格取得結婚後郡山在住。在日十三年
六、研究の成果と今後の課題
(一) 研究の成果
1、外国や外国人に対する関心が高まり、より広い視野で物事を考える習慣が養われてきた。
2、外国人に接する場合の抵抗感、違和感が薄らいできた。
3、自分の国や自分自身に対する認識や理解が不十分であることに気づいた。
4、姉妹校が決定したことによって、国際交流へのはずみがっき、意欲や関心の高まりがみられるようになつた。
(二) 今後の課題
1、教科を通しての、国際理解教育に対する改善と工夫
2、姉妹校との文化交流の拡大
3、駐日オーストラリア大使館員による講演会の実施
4、留学生との交歓会の改善と工夫
アセアン青年視察団との懇談会