教育福島0116号(1986年(S61)11月)-034page

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福島県教育委員会

福島県教育委員会

 

昭和六十一年度

教育・文化関係表彰式

 

昭和六十一年度の教育・文化関係表彰式は、十一月三日の文化の日、福島市の県文化センターで行われました。

式典には、松平勇雄県知事、荒栄一県議会副議長、鳴瀬寛爾県教育委員長佐藤昌志県教育長等、多数のご出席のもと、本年度文化功労賞受賞者をはじめ、教育・文化関係表彰者、同団体、永年勤続教職員表彰者等関係者九百余名が出席しました。

式典は午前十一時開式、佐藤教育岳が「永年にわたり、本県教育・文化の発展に多大のご尽力を賜り、その功績に対し、深い敬意と感謝を申し上げます。今後共、ご健康に留意され、一層のご活躍をお祈りいたします」と感謝とねぎらいの式辞を述べました。

続いて、松平知事、鳴瀬教育委員長があいさつされたのち、各々受賞者へ表彰状と記念品が贈られました。

本年度の各表彰者数は、文化功労賞二名のほか、地方教育行政功労者四名、学校教育功労者十五名、社会教育功労者二名、優良社会教育施設二施設、優良社会教育関係団体五団体、体育功労者三名、優良保健給食功労者二名、優良体育団体二団体、優良保健給食団体一団体、へき地教育功労者一名、へき地教育一般功労者一名、へき地教育経営優良学校一校、へき地教育功績顕者な団体一団体、芸術功労者一名、文化財保護功労者一名、優良文化団体二団体です。また、勤続三十年の永きにわたって学校教育に貢献された永年勤続教職員は左記の表のとおり、四百八十一名となり各々に表彰状と記念品が贈られました。

 

式典であいさつする鳴瀬寛爾県教育委員長

式典であいさつする鳴瀬寛爾県教育委員長

 

県教育委員長に鳴瀬寛爾氏

 

県教育委員長に鳴瀬寛爾氏

職務代理者は諸橋鐵二郎氏

 

鳴瀬寛爾委員長

鳴瀬寛爾委員長

 

県教育委員会は十月十六日に開いた定例会で、任期満了となる角田道子委員長の後任として鳴瀬寛爾委員を委員長に互選しました。

新委員長の鳴瀬寛爾氏(六十四歳)は、喜多方市の出身で北海道大学医学部卒業。現在鳴瀬病院長で喜多方市の教育委員会委員長として活躍されていました。

県教育委員には昭和五十九年十月就任。その間、委員長職務代理者等、本県教育の向上と推進に力を注いでこられました。

また、定例会では委員長職務代理者に諸橋鐵二郎委員を互選しました。

なお、県教育委員の方々は次のとおりです。

委員長 鳴瀬寛爾

委員(委員長職務代理者) 諸橋鐵二郎

委員 角田道子

委員 坪井孚夫

委員 初瀬行雄

(昭和六十一年十月十六日現在)

 

県教委指定集団・安全行動推進校

公開発表会

−広野町立広野小学校−

 

本校は、昭和五十九年度から三年間にわたり県教育委員会の指定をうけ、研究主題「子どもが生きる集団・安全行動」〜自ら考え、自ら判断し、自ら行動できる子をめざして〜を設定し研究実践にとり組んできたもので以下、公開研究発表会の概要を紹介します。

 

●授業及び集会等の活動

一、集会活動

・児童会委員会からの発表

・四年・全校合唱奏

二、業間運動

・学級の遊び・行進・自校体操

三、体育の授業

・集団・安全行動と授業の効率化を意図した授業

・三年「基本の運動」教諭門馬光子六年「障害走」教諭 阿部テル子

四、集団下校

・地区班別集合・下校

 

●研究実践報告

研修主任 教諭 草野 魏久

一、集団・安全行動について教師間の共通理解が深まってきた。

二、行動様式の基本が身につき生活にリズムが表われてきた。

三、意識的に「きまり」を守って行動することが多くなってきた。

 

 

 


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