教育福島0118号(1987年(S62)01月)-043page
ています。
同地区は、戸数四十戸からなり、地区の努力目標を「家庭の幸せ」とし、子ども会、婦人会、老人クラブが一体となって「心の通い合う」まちづくりを進めています。
今までの主な活動は、子どもたちに、むかしの遊びの伝承や、「おはよう」「ありがとう」「しつれいします」「すみません」の言葉をかけ合う「オアシス運動」の推進でした。
今年度は、県教育委員会からの指定を機会に、地区内を走る町道一・五キロメートルを「あいさつ道路フラワーライン」とし、その命名にあたり、三世代の各代表が「ふるさと文化ふれあい教室」へ参加する子どもたちの健全育成と、郷土文化の伝承をそれぞれの各世代で力を合わせ、住みよい心の通い合うまちづくりと結びつけて活動することを誓いあっています。
1)事業名
双葉町ふるさと文化ふれあい教室.
2)手習のねらい
少年期の人格形成に欠かせない豊かな生活体験をさせるため、郷土の自然や社会環境、高齢者とのふれあいを深めながら、郷土の伝統文化や生活文化を伝承させるとともに、他世代間との集団活動を通して、人づくり地域づくりの原点を求めることを目的とする。
3)対象・人数
渋川地区在住の小学生、中学生、高齢者、婦人、計三十五名
4)実施場所
渋川地区公民館、他
5)学習時間,
二十四時間
6)学習計画 表1
◇ 高郷村(無補助教室)
高郷村は、生涯教育推進実践活動事業に位置づけ実施している。
1)事業名
高郷村ふるさと文化ふれあい教室
2)手習のねらい
ふるさとの自然とふれあい、地域の高齢者や青年等他世代とのふれあいを通して「ふるさと高郷」を愛する心を育てるとともに、ふるさとの自然や文化についての理解を深めることを目的とする。
3)対象・人数
村内在住の小学五〜六年生及び中学生、高齢者五十六名
4)実施場所
高郷村公民館 他
5)学習時間
五十六時間
6)学習計画 表2
7)広報
「ふるさと文化ふれあい教室」だよりを発行
表1 双葉町ふるさと文化ふれあい教室学習計画
表2 高郷村ふるさと文化ふれあい教室学習計画