教育福島0119号(1987年(S62)02月)-043page

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とととらえた。

(4)「追究意欲」

歴史上の人物や社会的事実に対してその子なりに抱いた疑問を、事実、事象の関係に注目しながら、グループ学習、全体学習の中で解決していこうとしたり、もっと深く考えていこうとすることととらえた。

 

三、研究の計画  (省略)

 

四、実践内容

 

(一) 小単元指導計画の見直し

 

昭和五十九年度に実施した二つの小単元指導計画(「新しい工業地域」・「伝統的な工業」)を取り出し、児童の興味・関心を高めるという視点から、問題点を洗い出してみた。(資料略)

 

(二) 追究活動を促す小単元指導計画の作成

 

小単元の指導計画に児童の興味・関心別による選択学習を取り入れた。また、選択案内や学習タイプのチェック表を活用して、少しでも児童の適性に合ったコース選択ができるよう配慮した。

 

(三) “卒論”の実施

 

小単元指導計画の再構成による授業設計では、時間的に十分な追究活動ができにくいので、冬休みを利用して卒業論文(課題設定モデル)に取り組ませることにした。

 

(四) カルテにもとづいたノート指導

 

「社会科学習個人カルテ」を作成し、ノート指導を中心に活用した。カルテについては、変わりゆく児童の姿を長い目でみていく、一つの手だてと考えた。

 

五、実践の考察

 

(第六学年の授業の事例をもとに)

 

(一) 小単元名『わたしたちの生活と政治』  (資料1)

 

(二) 単元目標 (内容省略)

 

(三) 指導の重点

本小単元では、「わたしたちの生活

 

資料1 「わたしたちの生活と政治」 指導計画(総時数8時間)

 

 

 

 


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