教育福島0124号(1987年(S62)09月)-011page

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六、実践の概要

 

(1) 進路指導全体計画の改善(表1)

進路指導の問題点を明らかにし、「学校教育目標」と「求める生徒像」及び「生徒の実態」との関連を踏まえて全体計画を改善した。なお、各学年の目標及び内容、三領域等における関連やその他の教育活動の目標、更には、各教科の進路に関する目標まで明らかにした。

(2) 年間指導計画の改善と活用

学級指導における進路指導の年間指導計画を作成するとともに、進路指導の題材関連表を作成した。 (表2)

 

表2 進路指導の題材関連表

表2 進路指導の題材関連表

 

(3) 学級指導題材配当表の作成

1) 進路指導に関する時間を確保する。

副読本「中学生活と進路」をもとに、一年十三単位時間、二年十七単位時間、三年十二単位時間、三年間で四十二単位時間を確保し、進路指導の充実に努める。

2) 学級指導における内容としては、進路に関することだけではなく、適応・学習・安全との関連を重視しながら、進路の学習を充実させるようにする。

(4) 進路指導の時案の作成と活用、反省の記録

学級指導を効果的に実践するため、年間計画をもとに毎時間の指導案を作成し、活用する。また、この時案を生徒の実態に合わせながら学年会で再検討し、資料を作り、授業を実施する。

更に、授業後の反省・改善を実施記録に残し、資料等も保管する。

(5) 指導方法の展開

1) 効果的な学習指導を展開するために、学級指導案を本校の指導案の様式をもとに学級指導や本校の進路の研究主題に合った形式にし、校内で研修を深めた。

2) 学習指導法研究の進め方

 

 

 

 


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