教育福島0124号(1987年(S62)09月)-013page
3) 保護者会での進路に関する講演会や懇談会の開催
(9) 生徒理解のための諸調査
進路適性検査や生徒へのアンケートを実施し、生徒理解に努める。
また、保護者、教師へのアンケートを実施し、指導に役立てる。
六、おわりに
生徒一人一人が自己理解を深め、自分の希望する進路が実現できるよう学級指導を窓口として実践してきている。
特に、自己理解を深めるため、教師は一人一人の個性を尊重し組織的、計画的に情報を提供するようにし、生徒も自ら情報収集の活動に努めるようになってきている。
調査活動では、教師だけでなく、生徒自身が高校に出向いて、高校の先生の説明を聞いたり、調査で学んだことをもとに自分の進路選択をしたりしている生徒もでてきている。
また、研究を進めていく中で、生徒活動の場を工夫しているので、意欲的に活動する生徒の姿も多く見られるようになってきている。
なお、本年度も授業の充実に努めるとともに、生徒が正しく自己を理解し、将来の夢や希望の実現のために努力する意欲を育てていきたい。
資料2 広報紙「進路だより」