教育福島0124号(1987年(S62)09月)-014page

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特集〔2〕

 

進路指導の充実

 

〜高等学校〜

 

昭和六十一年度公立高等学校全日制課程の卒業者の進路状況は、次のとおりである。(昭和六十二年五月一日実施の学校基本調査による。なお六十一年度以前の数値も、すべてその年度に対する学校基本調査によるものである)

 

一、概況

 

◇卒業者の総数は、男子一万千二百二十六人、女子一万八百七十九人、計二万二千百五人である。

◇大学等(大学、短期大学、大学・短期大学の別科及び高等学校専攻科をいう)への進学率(就職進学者も含む)は、昭和四十九年度二十七・四パーセントを最高に年々減少傾向を示し、五十五年度と五十九年度を除き、いずれも前年度を下まわったが、六十一年度は二十四・二パーセントで前年度に比し二・二ポイント増加した。

男女別では、前年度に比し進学率は男子は三・○ポイント増加し、女子は一・三ポイント増加した。(図1の1))

◇就職率は、五十年度から五十六年度にかけて年々増加したが、五十七年度は、五十二・七パーセントと前年度に比して○・六ポイント減少した。

五十九年度は五十三・五パーセントと四十九年度以来最高を示したが、六十年度以降減少し、六十一年度は四十九・六パーセントと前年度に比し三・七ポイント減少した。

 

図1 大学進学率と就職率の推移(公立全日制)

 

 

 

 


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