教育福島0127号(1987年(S62)12月)-009page
○興味や関心を持っているもの
○生活に身近なもの
○なるべく具体的で、操作できるもの
○新鮮味のあるもの
(イ) 望ましい課題
○本時の目標が十分に達成されるものであること
○学習したくなるものであること
○教師の指導により、児童自身が解決できるものであること
○授業の終わりまで持続するものであること
(ウ) 課題把握
○課題解決に必要な条件をふせ疑問を抱かせる
○今までに知っている解決法では面倒なことに気づかせ、簡潔な方法を考えさせる
○分からないところは何かを明確にさせ、解決の必要を持たせる
○分かっているところをはっきりさせ、分からない部分を追究させる、など
解決せざるを得ない場面を設定し、この段階で児童に何を学習するのかを明確にさせたうえで「よし、やるぞ」と強い学習意欲を持たせる。
資料1 追究する力を伸ばす指導過程
課題提示の例
二年(長さ−1)の例
課題「たてとよこの長さをしらせよう」
七夕集会のかざりをつくる紙の大きさを家人に知らせ、家で準備する