教育福島0128号(1988年(S63)01月)-003page
教職員研究グループの活動
中学校理科指導法の改善
−郡山理科の会−
郡山市内中学校六校の理科の先生方十三名で結成している「郡山理科の会」は、年間十回の会合を開き、理科教育における指導法の改善、自作教材の製作、実験方法の改善、指導過程の諸問題の改善など独自の研究を行い実践に生かして大きな効果を上げています。
無接点アダプターのつくりと作動状況を研究する皆さん
開発教材を活用しての授業(川俣高校にて)
各種パソコン教材の開発
−高校工業研究グループ−
昭和六十二年度県の教育研究グール指定の、「工業研究グループ」は、「CAIソフト製作のための基礎技術の研究」を主題に、「言語学習支援ソフト」や「ロジックシミュレーションCAD」等、各種パソコン教材の開発に取りくみ、生徒の学習指導に成果を上げています。
障害児教育の指導法を探る
−福島市立養護学校「もくよう会」−
福島市立福島養護学校の自主的研究グループ「もくよう会」は従来から授業研究、事例研究をもとに「児童・生徒一人一人の課題を的確にとらえた指導はどうあればよいか」を研究一テーマに実践研究をすすめてきました。日々の実践を見つめ、障害の重度化、重複化がすすむ実態の中で、新たな指導法をさぐり、その確立を目ざし日夜研究を続けています。
ビデオテープによる授業研究をする「もくよう会」の皆さん