教育福島0128号(1988年(S63)01月)-004page
新年あけましておめでとうございます
一年の計は元旦にあり……
私たちは遠くはるかな祖先の時代から、新しい年の訪れを大きな期待と新たな決意をもって迎え続けてきました。
今年の干支は辰(竜)。たつという言葉を辞書で引いてみると、建つ、断つ、裁つ、立つ、発つ等、古いものと訣別し新たな決意を秘めて行動を起こすといった意味がまとまりそうです。
人々の様々な決意を秘めて新しい年がまた始まりました。
このページで紹介する年賀状の絵は県立美術館へ届けられた子どもたちの作品307点の中から選びました。
親と子の美術館「年賀状版画をつくる」
五年生 佐藤浩昭くんの作品
四年生 野地 直くんの作品
お父さんがんばってね!
一九八八年スタート
−県教育庁仕事始めの式−
年明けの一月四日、午前十時から県教育庁職員の仕事始めの式が行われました。県庁西庁舎十二階の講堂を埋めた職員を前に、佐藤昌志県教育長は、「社会環境の変化に主体的・創造的に対応すべき時代の到来に際し、教育基本法に基づく教育の在り方を踏まえながら昭和六十三年の諸施策一事業を推進していきたい」との所感を述べ、教職員二万有余名の英知の結集と一致協力を呼びかけました。
年頭所感を述べる佐藤昌志県教育長