教育福島0131号(1988年(S63)06月)-021page
(一) 一人一人の生徒の内面的な理解に努める。
(二) 教師と生徒との信類関係の確立を図る。
四 研究実践
学業指導部
(一) 研究のねらい
「課題意識を持ち、自主的に学習する生徒を育てる」ことをねらいとし、実践・研究を進めた。
(二) 実践内容と方法
1 基本的学習習慣の形成に努めるとともに、教科・教材に応じた学習の仕方を身につけさせ、自主的に学習できるよう援助指導する。
2 「学習の手引き」の改善を図り学習の仕方を訓練する。
3 授業の質的改善を図り、生徒の発表学習を主体とした授業の研究を深め実践する。
1) 基本的な指導過程のモデル化
2) 授業改善のための教師の自己評価カードの活用
3) 学習意欲と発表力を高める指導の重点
ア 学習の「めあて」をもたせる
イ 学習の仕方を指導し、その活用を図る
4) 学習意欲と発表力を高める授業の研究
自主的に学ぶ意欲づけは、「学びたい」という生徒の願いを教師の指導によって「学んでわかつた」「もっと学びとっていきたい」という意識の高まりが大切である。そのためには、日常の授業を生徒側に立って組織し、やる気を起こさせる「わかる授業」「生徒が意欲をもって取り組める授業」をつくり出していくことが、重要である。
生徒活動部
(一) 研究のねらい
「集会活動に自主的に参加し、自らの手で運営できる生徒を育てる」ことをねらいとし、実践・研究を進めた。
〔資料2〕基本的指導過程のモデル
〔資料3〕授業改善のための教師の自己評価カード