教育福島0140号(1989年(H01)07月)-004page
季節の中で…
〜いきいき、部活動〜
はつらつ剣道部
伊南村立伊南中学校
伊南中学校では、全貝が部活動に所属し、毎日、さわやかな汗を流しています。なかでも剣道部は毎日の練習に加え、週二回、村の剣友会の練習にも参加して技を磨くことと心の修養に努めています。剣道部はこれまで、東北大会や全国大会にも出場し、立派な成果をあげています。
今日も、元気なかけ声と竹刀の音が校内に響きわたっています。
戸外でのかかり稽古に励む剣道部
効率的な練習で大きな成果
県立西会津高等学校漕艇部
西会津高校漕艇部は男女ともインターハイなとの大会で、めざましい活躍をしています。
日ごろの活動は放課後、萩野漕艇場で行う乗艇練習が中心になります。漕艇場のある磐越西線荻野駅までは二駅離れていて列車の発着時刻の制約を受けるので駅から漕艇場まで走って時間を節約し、約二時間の練習をします。貴重な時間を生かして集中的に行うために技術の習得も早く、効率的な練習になっています。
荻野漕艇場での乗艇練習
障害を乗り越えて県立盲学校の部活動
盲学校高等部では、野球・バレー・演劇・音楽・東洋医学研究の各部に分かれ、生徒全員が参加して部活動を実施しています。その他にも、外部講師を招いて琴の愛好会の活動も行っています。
ボールの転がる音に集中し、バッティングや捕球の練習に励む野球部。ネットの下の狭い空間を狙って鋭いスパイクを打ち、音を頼りにレシーブやブロックの練習をするバレー部。
東北地区南三県大会の連続優勝を目指す両部を先頭に、他の部も放課後の時間を惜しんで活動しています。
熱の入るバッティング練習(野球部)
鋭いスパイク(バレー部)