教育年報1956年(S31)-006/73page

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る。すなわち、県立高校の配置をどうす
るか、また、それに伴う新営改築費をど
う計上するか、とい弓問題がその一方で
あるし、第二には、小、中学校の適正配
置と文教施設に対する国庫補助金配分の
問題があり、ついで、特殊な問題として
は、県立図書館の改築、特殊教育の充実
などがあげられてくるηなお、ここで忘
れられてならないこと,は、財政再建計画
下の教育水準を、どうして高めていくか
について、大きな関心が払われているか
ということである。それでは、こういう
陳情は誰によって提出されているだろう
か。
 何といっても多いのは、市町村の理事
者からの陳情であるし、第二がPTAか
ら、第三が校長からである。
 こうしてみると、陳情にあらわれてい
る問題は相当のはばの層にひろがってい
るというととができよう。
三、事務局のしくみ
 教育行政というものは、教育委員会の
会議だけで行われるものではない。それ
はちょうど人間が頭だけでは生きていけ
ないのと同じである。胸があり手足がな
ければならない。その胴に当り、手足に
あたるのが、教育委員会の場合は事務局
である。
 事務局のしくみを表示すると、次のと
おりである。

事務局の機構と所管事項


  教 育 委 員
  氏名 性別 年令 職業
(長)古張信二 男 48  醸造業
(代)角田林兵衛 〃 55  会社社長
  芳賀新平 〃 39  耶麻新報社長
  苅宿俊風 〃 58  自由業
  太田緑子 女 41  無
教育長及および事務局職員
職  名  氏  名
教育長 栗村虎雄
教育次長 佐藤光
秘書室長 三本杉国雄
財務課長 清野清次
学校教育課長  池下泰弘
社会教育課長  田中平作
保健体育課長  鈴木勝枝
教育調査研究所長 松田吉与
図書館長 桑原善作
  地方出張所
 所   名    所長名  所在地
信夫出張所 松野一盛
         福島市中町
伊 達 〃 内池幸吉
         伊達郡桑折町
安 達 〃   長谷川秀夫
         安達郡二本松町
安 積 〃  村岡徹
         郡山市虎丸町
岩 瀬 〃 浦井芳蔵
         須賀川市八幡西
西白河 〃  塚原央
         白河市道場小路
東白川 〃   高杉清寿
         東白川郡棚倉町
石 川 〃   玉川春雄
         石川郡石川町
田 村 〃 古市克恵
         田村郡三春町
南会津 〃 畠山武雄
         南会津郡田島町
北会津 〃 森川藤次
         会津若松市栄町
耶 麻 〃 豊田要三
         喜多方市惣座の宮
両 沼 〃 桜木甚吾
         河沼郡会津坂下町
石 城 〃 風聞覚雄
         平市堂の前
双 葉 〃 西牧清富
         双葉郡富岡町
相 馬 〃 酒井正
         相馬市北町 


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