教育年報1957年(S32)-023/71page

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三 他校教員の参加

 学校訪問はかねて当該地区(県北・県

南・会津・石城・相双)新任教員の研修

の機会とする。従って各学校においては

なるべく新任教員を参加させられたい。

四、実施事項

1 他校教員参加の場合

 (午 前)

イ 授業三-四時間

 ○なるべく全職員が行うように計画す

  ること

 ○一校時には訪問者の授業参観は行わ

  ないで学校側と訪問に関する打合わ

  せを行う

ロ ホーム・ルーム(ロングタイム)一

 時間

 ○授業中適当な学年または学級につい

  て行う

  (午 後)

イ 教科ごとの研究協議(二時間)

ロ 学校運営に関する研究協議(一時間

 半)

 ○学校運営の反省と努力目標について

  の説明(三十分)

   各学校の運営の反省とさきに示し

  た「昭和三十二年度学校教育指導上

  の努力事項」とにもとづき設定した

  努力目標について、その実施計画と

  実績を各分担に従って説明する

 ○訪問者の助言指導(三十分)

   学校管理経営・学力の充実・生活

  指導・教職員の資質の向上について

 ○資質および懇談

2 他校教員の参加しない場合

 午前-1の場合におなじ

 (午後)

イ 学校運営に関する研究協議(二時間)

 ○学校運営の反省と努力目標について

  の説明(四十分)

 ○訪問者の助言(四十分)

 ○質疑および懇談(四十分)

ロ 教科ごとの研究協議(一時間)

注 日程は各校において適宜作成のこ

  と。夜間高校においては授業(ホー

  ム・ルームをふくむ)二時間、研究

  協議を二時間程度とすること。

五、資料の展示

 当日の研究協議に必要と思われる諸表

簿と訪間者の閲覧に供するため校長室に

展示すること。

イ 学校教育法施行規則第十五条に示さ

 れた諸表簿のうち指導要録・身体検査

 票・備品台帳等

ロ 高等学校学則第九条、第九条二〇に

 示された諸表簿および資料

ハ 教科指導に関する諸表簿および資料

ニ 生徒指導に関する諸表簿および資料

六、事前の準備

イ 学校運営の反省と努力目標について

 ○各学校の運営の反省とさきに示した

   「昭和三十二年度学校教育指導上の

  努力事項」にもとづき設定した努力

  目標についてその実施計画と実績に

 関する所見をまとめておく(訪問者

  および全職員に配付できるよう印刷

  しておくこと)

ロ 訪問者、参加者に配付するもの

 ○指導案(別に示した例により当日の

  授業、ホーム・ルームについて作成

  すること)

 ○学校要覧

 ○その他必要なる資料

ハ 実施校の教職員はあらかじめ分担を

 きめて、授業に支障のない限り、各教

 科の授業、ホーム・ルーム等を参観

 し、それぞれ教科ごとの研究会に出席

 する。

七、記録の提出

 学校訪問記録(当日の実施事項、研究

協議事項についての記録を作成し、各学

校の努力目標等の資料を添付の上一部学

校教育課長に送付すること。

 昭和三十一年度県立学校訪問実施一覧

 五・二二 安女

 五・二三 安高農業部(大槻)

 五・二三 安高

 五・二三 郡山工業

 五・二三 安積第二

五・二四 安高第二部(福良)

五・二四 郡山商業

六・三 喜多方

六・四 耶麻(山都)

六.五 耶麻(野沢)

六・五 喜多方女子

六・六 会高

六・六 若松商業

六・六 会津二高

六・七 会女

六・七 喜多方商工

六・一 七 湯本

六・一七 内郷(夜間)

六・一八  内郷第二部(好間)

六・一九 磐高

六・二〇 平工業

六・二〇 平第二

六・二一 四倉

九・二五 相高(夜間)

九・二六 相高

一〇・一  小高農工

一〇・二  富岡農業部(富岡)

一〇・二 浪江

一○・三  相馬農業

一〇・四  相高農業部(新地)

        以上三〇校

第七節生活指導徹底のための施策をどう講じたか

 生活指導については、生徒指導主事の

設置、ならびに各地区における連絡協力

体制・自主的研究組織の強化によって、

着々成果をあげつつある。

一、昭和三十二年度努力事項

学校教育指導上の努力事項の一つとし

て、 「生活指導の徹底」をあげ、指導お


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