教育年報1962年(S37)-023/169page

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 (1) 期日場所

     9月 3日(浪江町), 5〜 6日(熱塩加納村)

    10〜11日(矢祭村),  13日(飯坂町)

 (2) 参加者 事務局職員

 (3) 主題 講師

  ・委員,教育長等の任期および服務について

   (秘書室渡辺主事)

  ・教育委員会の学校管理について

   (学校教育課豊田学校管理係長)

  ・社会教育行政の組織および運営について

   (社会教育課丹野指導係長)

  ・学校環境衛生の整備について

   (保健体育課鈴木格也保健係長)

2.第10回研修協議会

 (1) 期日場所

   10月26日〜27日(不郷町)

   10月31日〜11月1日(二本松市)

   11月6〜 7日(常磐市)

     9〜10日(西郷村)

 (2) 参加者 教育長および事務局職員

 (3) 主題講師

    ・教育長,事務局職員共通

  ・市町村教育予算確保について

   (鈴木秘書室長,長谷川行政係長)

  ・市町村予算編成指導に対する要望事項

   (秘書室渡辺主事)

  ・市町村教育予算編成上の諸問題(地方課渡辺主事)

   ・教育長の部

  ・本県小,中学校学力の実態(研究所,船生主事)

  ・市町村教育委員会における学力向上対策

   (学校教育課長谷川指導係長)

   ・事務局職員の部

  ・公立文教施設整備費による負担(補助)事業

   (財務課斎藤主事)

  ・教育委員会事務局職員定数増要求資料の作成

   (秘書室渡辺主事)

3.第11回研修協議会

 (1) 期日,場所

    1月16日(会津若松市), 同18日(福島市),

    同 25日(郡山市)     2月8日(原町市)

 (2) 参加者 教育委員

 (3) 主題,講師

  ・現下教育行政上の諸問題

   (大槻県教育長,菅野財務課長)

  ・教育委員会制度と委員のあり方

   (鈴木秘書室長,長谷川行政係長)

  ・市町村教育委員会職務執行上の諸問題

   (秘書室渡辺主事)

 (5) 市町村予算編成指導における要望事項

 市町村教育予算が充実して確保できるように,県教委

としては市町村教委連絡協議会と共同して右の要望事項

を県地方課に提出のうえ,説明し,要望した。

1.37年6月および9月に各市町村教委より要望を聴取

 し,整理して要望事項を決定し,それによって実態を

 調査した。

2.要望事項11項目を第10回研修協議会において説明し

 各市町村教委の意見を聴取した。

3.前述のとおり12月6日に地方課に要望書を提出し,

 13日回答に接した。さらにこの回答の解説をつけ加え

 1月中旬に各市町村教委に配布した。

 内容は前述のとおりであるので省略する。

4.各市町村教委においては,これらの回答および解説

 を参考とし,各出張所が指導による,教育予算の適格

 な編成を進めることとなった。

 (6) 各地方連絡協議会の活動

 以上のほか,県教委各出張所は,それぞれの各地方連

絡協議会との共催により,それぞれの連絡調整ならびに

研修を行なった。

 信夫管内では,従来から市町村教委事務局職員の研修

打合会を月例的に行ってきて大きな成果をあげている。

とくに本年は,東北各県の市町村教委の視察を実施した

 安積管内においては,従来のとおり,市町村教委職員

に対して出張所員がそれぞれの担当事務のうちの37年度

の重点事項を説明し,その普及徹底を図っている。これ

は県教委と市町村教委の連係上きわめて重要なことと思

われる。

 安達管内においては,従来より安達管内教育研究会を

組織し,連絡協議会において管内小,中学校の教育研究

行事の調整ならびに経費等についての一括負担によって

運営を効果的ならしめているのは着目された。

 東白川管内においては,連絡協議会の組織替えを断行

し,事業内容を拡充し,適格な運営がなされる基礎をう

ちたてた。

 双葉管内では全町村の委員において,学力向上のため

の教材,設備等の充実および就学奨励費等について検討

し,その予算獲得について討議を行った。


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