教育年報1962年(S37)-030/169page

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4 廃止する学校

管内 吸収する学校名 廃止する学校名
両沼 会津坂下町立第二中学校 会津坂下町立若宮中学校
会津坂下町立片門中学校
信夫 吾妻町立庭坂小学校 吾妻町立庭坂小学校
高湯分校
耶麻 塩川町立塩川小学校 塩川町立堂島小学校
遠田分校
田村 三春町立中郷小学校 三春町立中郷小学校
貝山分校
南会 下郷町立檜原小学校 下郷町立檜原小学校
宮山分校


5 校名の変更

管内 新  校  名 旧  校  名
相馬 相馬市立向陽中学校 相馬市立中村第三中学校


6 廃止する各種学校

 伊達郡川俣町立川俣洋裁女学院

 石城郡小川町立小川高等裁縫学院

7 高等学校の新設および廃止

種   別 校名又は分校名 旧   名   村 設置学科 募集定員
1.新設校 県立福島西女子高等学校     普通科 商業科 7学級  385名
県立郡山西工業高等学校 工業科 (3学科) 6学級  300名
県立須賀川女子高等学校 普通科 6学級  330名
県立小高工業高等学校 工業科 (6学年) 8学級  400名
2.部から独立 県立湖南高等学校 県立安積高校福良第二部 普通科 2学級  110名
県立好間高等学校 県立内郷高校好間第二部 普通科 4学級  220名
県立遠野高等学鮫 県立磐城農業高校上遠野農業部 普通科 2学級  110名
3.部から分校 県立安積高校大槻分校 県立安積高校大槻農業部 農業科 (短産) 2学級  40名
家庭科 (短産)


 第3節 教職員の定数と任用

1 小学校の定数

(1) 教職員数

  児童数が昭和36年度にくらべて17,110人の減とな

 ったが,学級編制基準を54人に引きさげ,さらに狭

 い教室の基準を{(教室の広さ)÷(20/54)}と改善し

 たため,教職員定数は267人の減にとどまった。

 ※(教室の広さは坪として計算)

  補充教員は14人の減となったが,条例を従来のよ

 うに産休,休福,長休と区分せず,補充教員として

 1本にし,運用により効率的に補充することができ

 るようになった。結果的にみると極めてよい方式で

 あったように思われる。

  長期研修補充は,旅費が工業教員に限定されたた

 め,希望者等を勘案して定数化をはからなかった。

 ただ運用により調査研究所に3人の長期研修生を派

 遣した。

  なお昭和37年度の教職員定数は1表の通りである。

(2) 教職員の配当基準

  教員の配当基準は第1図の通り,今年も改善する

 ことができたが,18学級まで担任外を2人に改善す

 ることはできなかった。

  養護教員および事務職員の配当については,各方

 面からの要望等もあり,37年2月1日の現数をもっ

 て,各管内学校種別毎の定数とした。

  この結果養護教員は,法定定数より33人,事務職

 員は法定定数より30人の増となり中学校の事務職員

 配当基準が法定定数より下まわる結果となった。

(3) 教員の男女別構成

1表 小学校教職員定数

  37年度 36年度 増減
数員 8,847 9,113 △ 266
補充教員 169 183 △  14
再掲 休暇,休職,補充   ― 88    ―
産休  〃 81    ―
長休  〃 14    ―
長期研修補充 0 1 △  1
事務職員 141 142 △  1

※37年度は当初 36年度は10条例改正後


2表 年度別男女教員の比率

{女教員/全教員(含校長)}

   33年 34 35 36 37
小学校 45.8% 45.6 46 46.8 48.5


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