教育年報1962年(S37)-078/169page

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 第11節 教育研究自体

 各教科その他各種教育について自主的な研究活動を進

め,教育内容や指導技術の研究を行ない,学力向上貢献

していると思われる全県的絹織を有する県内の教育研究

団体に対し,県教委は従来,補助金を交付してその活動

を助成して来たところであるが,特に教育課程(小,中

高)の改訂に伴ない,その活動分野は大いに拡張され,

その活発な活動が期待されるところである。

 県教委としても,本県児童,生徒の学力向上のため

に,種々の教職員の研修行事を計画,実施しているが,

教職員の自主的な研修,教育研究活動こそ望ましく,そ

の中正かつ自主的な教育研究活動を推進し,県内教育研

究団体等の事業を積極的に助成するため,特に本年度は

かなり大幅な補助を行ない,その育成強化を図った。

 なお,文部省においても都道府県教育研究団体等が

行なう教育研究については,その助成には特に重点施策

として力を入れているところであり,こんごさらにとめ

面の充実発展が期待されるが,その助成方法についても

従来経費の支出委任によって助成措置がとられていた

が,今年度からはこれを改めて,都道府県教育委員会に

対し補助金を交付しくその育成強化をはかることになった。

 なお,補助対象事業は,教育研究団体の行なう研究集

会,講習会等の開催,研究調査,研究用図書の購入およ

び研究成果の刊行であるが,学力向上の叫ばれている今

日,とれらの面における活動の抜本的充実発展を期待し

てやまない。

 本県における教育研究団体は,別表の通りであるが,

前にもふれた如く,本年度の助成対象は,その数の限定

等の条件(文部省)により,26団体中,1から14までの

14団体に止めざるを得なかったが,研究の連絡提携,資

金の効率的運営上等の観点から,今後望ましい研究団体

の組織づくりを検討中である。

福島県教育研究団体等一覧

番号 団体等の名称 事務所在地 代表者の職氏名 主要役員の
職氏名
団体の目的
および性格
団体の構成
および会員数
主たる研究成果刊行
物または定期刊行物
1 福島県国語教育研究会 福大付属小 福大教授
源後三郎
福島市立吉井田小学校長
鈴木敬重
国語教育の向上発展に寄与する 県内の各国語教育研究団体をもって構成する
会員数1,250名
1)研究会報(機関紙)
2)研究会要項
原町市立石神中学校長
松野栄吉
2 福島県社会科研究会 福大付属中 福大教授
安田初雄
大沼高校長
塚原武英
社会科教育の発展に寄与する 県内小中高の社会科教育に関する研究諸団体の連合体にある
約1,500名
1 県社会科学習事典の出版
2 中高校社会科主要問題集の出版
3 地理学習資料「郷土のすがた」の出版,その他
大鳥中学校長
佐藤善右衛門  
3 福島県数学教育研究会 福大付属小 福大教授
小泉孝治
原町高教頭
相原尭雄
数学教育の振興に寄与する 県内小中高の数学教育諸団体の連合体
1,500名
会誌「福島県の算数,数学教育」
研究資料
「数学教育の問題点」
福島市荒井中長
菅野忠雄   
4 福島県理科教育研究会 福大付属小 福島第二中長
西沢長吉
福島市立子山中長
関根貞三
理科教育の振興に寄与する 県内小中理科教育団体をもって組織
800名
理科実験器具自作資料
会報年2回
白河市五箇中長
大越源三郎
5 福島県英語教育研究会 坂下高校 坂下高校長
宮沢重寿
川俣中長
加藤利貞
英語教育の振興に寄与する 島内中,高英語科教員
1,330名
会報(不定期)
福島高教頭
菅野定次
6 福島県音楽教育研究会 福大付属小 郡山市金透小長
佐藤勝海
福大助教授
佐藤広市
音楽教育の振興をはかる 県小中教員
800名
会報(年4回)
音楽学習帳
福島第二小長
荒井正親
7 図画工作教育研究会 福島清明小 福大教授
山川忠義
会津若松謹教小
相田義男
図画工作教育の振興 県内小中高大の図工教育指興団体組織する数
800名
図工科設備基準
図工ニュース
福島市岡山小
樽井千秋
8 家庭科研究協議会 福大学芸学部
家政学研究室
福大助教授
岡村益
湯本高
高木貞子
家庭科教育の振般 小中高大教員
1,350名
会報(年一回)
小学校家庭科学習帳
信夫郡野田小
光野タチ子


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