教育年報1962年(S37)-164/169page
貸出文庫利用状況調 37年1月〜12月 ( )内は36年1月〜12月
本館 郡山分館 会津分館 白河分館 平分館 相馬分館 田島分館 計 % 貸付件数 (25) (98) (46) (45) (79) (75) (42) (410) ― 48 79 106 45 123 61 39 501 貸付冊数 (596) (2,117) (743) (1,202) (140) (1,262) (519) (6,579) ― 1,066 2,097 2,186 1,143 2,161 933 728 10,314 利用
人数男 (23) (1,575) (281) (621) (206) (150) (287) (3,143) (39.6) 176 1,098 818 488 445 162 250 3,437 33.3 女 (186) (2,000) (386) (652) (749) (422) (382) (4,777) (60.3) 460 3,269 1,156 656 699 244 395 6,879 66.7 計 (209) (3,575) (667) (1,273) (955) (572) (669) (7,920) ― 636 4,367 1,974 1,144 1,144 406 645 10,316 利用
冊数0 (5) (45) (3) (75) (56) (7) (8) (209) (1.6) ― 27 23 60 78 16 8 212 1.3 1 (14) (118) (28) (106) (36) (32) (15) (349) (2.7) 25 95 85 58 54 46 25 388 2.5 2 (23) (326) (61) (92) (43) (39) (32) (616) (4.8) 62 237 140 69 75 38 30 651 4.1 3 (22) (403) (113) (100) (58) (57) (52) (805) (6.3) 78 340 212 121 131 56 76 1,014 6.5 4 (8) (121) (12) (27) (11) (26) (24) (229) (1.8) 21 65 58 29 41 33 28 275 1.8 5 (4) (58) (23) (90) (12) (23) (1) (211) (1.7) 38 88 45 107 25 9 29 341 2.2 6 (8) (54) (17) (23) (16) (13) (37) (168) (1.3) 7 30 68 24 34 6 22 191 1.2 7 (21) (133) (12) (19) (18) (19) (25) (283) (2.2) 18 107 16 57 19 14 15 246 1.6 8 (4) (53) (6) (10) (7) (10) (5) (94) (0.7) 3 60 20 12 20 12 8 135 0.9 9 (852) (6,179) (1,221) (1,595) (1,185) (1,595) (320) (9,881) (76.9) 1,581 3,318 2,331 1,530 6,683 1,236 484 12,163 77.9 計 (961) (4,490) (1,506) (1,821) (1,442) (1,821) (519) (12,845) ― 1,833 4,367 2,998 2,067 2,160 1,466 725 15,616
読書グループの育成
読書グループ調査
1) 読書グループの全県的な調査は,昭和35年に一度
実施したことがあるので,今回の調査にあたっては,直
接調査にあたってくださる地教委および公民館職員の手
数をできるだけ省くために,次のような方法を取った。
すなわち,前回の調査表を印刷し直して,それに新しく
できたグループがあれば「書き加え」消滅したグループは
「抹消」してもらうことにした。そうすれば前回に報告さ
れたもので,それが今日まで継続しているようなグルー
プまで,いちいち書きこむわずらわしさから解放される。
2) それにもかかわらず,120の市町村のうち,期限
までに報告されたのは,54市町村(45%)にすぎない。
そこで残りの66市町村に再度調査を依頼した。結果は,
33町村から報告があって,前回の分と合わせると,81市
町村(72.5%)になったけれども,39町村からはどうし
ても報告を得ることができなかった。(第1表)
3) 再度の調査依頼によって報告されてきた33町村の
内容を見ると,その大部分は「該当なし」と報告してき
ている。そうしてみると,全く報告のない39町村も,そ
の大部分は「該当なし」とみるべきであろうか。
4) げれども,安達郡,石城郡,東白川郡のように,
一つの郡で一つのグループもないというのも納得できな
いし,前回の調査のときには,相当数のグループが存在
しながら,今回の調査には含まれていないところもある
そういうように,調査がゆきとどかないために漏れてい
るものがかなりの数は上るのではないか。だからこのう
えはこの調査表をもとにして,時間をかけて,こまめに
調査していかなければ,正確な数はでてこない。
5) 昭和35年のときの調査では,353のグル一プがあ
ったことが確認されている。今回の調査では438だから,
この2ケ年間に,数の上では85グループ(20%職)が,
たしかに増えていることになる。けれども,35年のと
きには報告がなくて,今回の調査に新たに報告してきた
のが9町4村(42グループ)あるから,85グループの全
部が35年以降に新しくできたグループであるという結論
は下せない。逆に,35年には「ある」と報告があって,
今回の調査には「ない」と報告してきたところが4町2
村(19グループ)あるから,実質的にはそれほど増えて
はいないことになる。
6) 個々の市町村別にみると,市の段階では,平市が
4グループから15グループに増えて,比較的目立ってい