教育年報1963年(S38)-087/180page

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〔精薄学級〕

管内 小学校 学級数 中学校 学級数
信夫 福島四小 4 福島四中 3
大笹生小 4 信陵中 3
伊達 保原小 1 保原中 (1)
醸芳小 (1)
安達 二本松南小 1    
安積 芳山小 2 郡山二中 2
岩瀬 須賀川一小 1 須賀川二中 1
〃二小 1
西白河 矢吹小 1 白河中央中 1
白河一小 1 矢吹中 (1)
白河三小 1
東白川 棚倉小 1    
常豊小 (1)
石川 石川小 3 石川中 2
北会津 城西小 1 若松二中 2
東山小 1
謹教小 1
鶴城小 (1)
耶麻 喜多方一小 1 喜多方二中 (1)
喜多方二小 (1)
石城 平五小 1 平三中 1
小名浜一小 2 小名浜一中 1
湯本一小 1 湯本一中 3
湯本二小 2
長倉小 1
高坂小 (1)
植田小 (1)
双葉 浪江小 1 浪江中 1
富岡一小 (1)
相馬 中村一小 2 中村一中 2
原町一小 2 原町一中 1
小高小 1
鹿島小 (1)
  46 ( )内は新設 26


〔養護学級〕

伊達 藤田小 1 県北中 1
安積 開成小 1 郡山六中 1
岩瀬 須賀川一小 1 須賀川三中 1
双葉 大野小 1 大野中 1
  4   4
合計   50   30


2 福島県特殊教育研究会

〔第1回〕

 研究主題 特殊教育経営と指導の実際

 分科会

  第1分科会 特殊教育の管理経営

  第2分科会 特殊(精薄)学級の指導

  第3分科会 普通学級における特殊児の取扱い

  第4分科会 虚弱,肢体不自由児教育

 講師 東京学大附属養護学校長  加茂下大

     県教委指導主事  渡辺良雄

 内容 実演授業,分科会討議,講演

 期日 昭和38年6月14,15日

 会場 常磐市立湯本第二小学校

〔第2回〕

 研究主題 「特殊教育の現況と実態」からこの教育の

     振興をどうしたらよいか。

 講師 県教委指導主事  渡辺良雄

 内容 実演授業 研究討議 講演

 期日 昭和38年11月29,30日

 会場 相馬市立中村第一小学校

 第10節 学校図書館

1 概  況

 教育課程が小・中・高等学校にわたって改訂されるに

伴い,学校図書館の学校教育において占める位置もま

た,明確化される必要が出てきた。文部省でも,本年度

は,特にそのための研究協議会を開催するに至った。

 すなわち,「資料センター」あるいは「教材センター」

として,各種資料を収集,整理,組織化し,その活用の

推進をはからねばならない段階なのである。この意味か

らも,学校図書館の施設,設備の拡充が要求されるので

あるが,中・高校において,生徒数の急増から,普通教

室の増築等により足踏みの状態にあることは,まことに

残念である。

 ともあれ,学校図書館は単なる書庫あるいは貸本屋で

はなくて,視聴覚室や資料室等を備えた,「組織化され

た教材センター」としての性格を持つ必要が出てきたの

である。したがって,生徒数の漸減に備え,学校図書館

本来の機能が果たせるよう,何年計画かの青写真を作っ

て,着々と改善することを期待してやまないのである。

 特に,図書館資料と成績との相関度が高いことを考

え,学校図書館の重要性を確認し,「学力向上」を目ざ

す本県教育界の課題に答えたいものである。

 なお,学校図書館の複雑な事務の処理は,学校司書に

負うところがきわめて大きい現状である。しかも,PT

A会費等いわゆる私費で置かれているのが普通であり,

その公費化の要望がますます高くなってきたが,ついに

本年度は,県立学校関係の学校司書部会から,正式に,

県教育委員会に対し,陳情書が提出されるに至った。こ

の問題の早急な解決は,ややむずかしいが,文部省でも

実態調査に乗り出した現在,本県としても,熱意をもっ

て対処しなければならなくなった。

2 公立学校において学校図書館事務を担当して

 いる職員に関する調査(昭和38年4月1日現在)


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