教育年報1963年(S38)-103/180page

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 ・社会教育関係団体の健全な活動の助長について

2) 講義

 ・進展する社会の社会教育のあり方

 ・全国社会教育委員研究会から(報告)

3) 効果 社会教育委員がその役割を理解するととも

 に,社会教育の現状を具体的に検討して市町村におけ

 る社会教育計画,総合推進について積極的活動がみら

 れる。

4 県総合社会教育研究協議会

(1)目的 社会教育関係者と社会教育に関連する行政機

 関,団体関係者の参加を得て相互の理解を深めるとと

 もに,社会教育について総合的な研究協議を行ないも

 って本県社会教育の振興および地域の発展に寄与する

 ことを目的とする。

(2)期日 会場 参加者数

期日 会場 参加者数
38,10,16〜17 会津若松市公民館 234名
38,10,23〜24 県婦人会館 151名
38,10,25〜26 内郷市公会堂 87名


(3)講師 福島大学学芸学部長  平井博

      東京教育大学教授  平沢薫

      横浜国立大学助教授  田代元弥

(4)参加対象 市町村教育委員会,市町村議会,市町村

 役場,公民館,公明選挙,貯蓄推進,青少年問題,新

 生活運動および福祉関係者

(5)内容

1) 研究協議の主題

 市町村における一般行政との相互関連において社会教

 育を総合的に進めていくための具体的方策について

 ・社会教育の総合的推進について

 ・市民としての政治教育について

 ・生活の合理化について

 ・家庭および社会における子どもの生活指導について

2) 講義 総合社会教育の意義とその必要性について

3) 効果 現在行なわれている社会教育の現状からこれ

 が推進上の問題点を発見し,それぞれの関係機関,団

 体が相互の理解と協力によって社会教育を総合的に進

 めていく必要性が認識され,本県第2回の研究協議会

 として意義深いものがあり,今後の社会教育のうえに

 大きな示唆を与えた。

5 総合社会教育研究指定地区

(1)目的・効果 社会教育と社会教育に関連する他の行

 政機関,団体の相互理解を深め緊みつな連けいのもと

 にそれぞれの行なう教育活動を総合的に進めるための

 具体的方策について調査研究し,市町村社会教育の振

 興と地域社会の発展に寄与するため県下16の研究指定

 地区を設けその研究に努めてきたが,その第1年度と

 して,地域における関心が高まり地域の熱意と協力に

 よってその効果が期待できる。

(2)研究指定地区

管内 指定地区 管内 指定地区
信夫 信夫村 両沼 会津坂下町
伊達 国見町 西白河 西郷村
安達 岩代町 東白川 塙町
安積 郡山市 石川 石川町
岩瀬 岩瀬村 田村 三春町
南会津 田島町 石城 勿来市
北会津 磐梯町 双葉 大熊町
耶麻 熱塩加納村 相馬 原町市


6 みどり号の巡回

 みどり号の訪問を希望する県下市町村を巡回して地域

における社会教育の具体的な問題点について研究協議を

行ない市町村社会教育の充実,振興を図ってきた。

 巡回市町村と参加者数

期日 館内
(参加者)
巡回市町村
38・5・21〜24 安積
(235名)
郡山市,日和田町,富久山町,片平村,逢瀬村,湖南村
6・25〜29 南会津
(520名)
下郷町,田島町,館岩村,南郷村,只見町
7・9〜12 岩瀬
(605名)
須賀川市,鏡石町,長沼町,岩瀬村,天栄村
7・31〜8・4 両沼
(292名)
本郷町,会津坂下町,会津高田町,三島町,金山町
8・28〜31 耶麻
(315名)
喜多方市,熱塩加納村,西会津町
9・25〜28 石川
(220名)
石川町,大東村
10・14〜16 東白川
(130名)
棚倉町,塙町,鮫川村,矢祭町
11・12〜15 北会津
(465名)
会津若松市,猪苗代町,磐梯町,北会津村,河東村
11・25〜28 伊達
(455名)
国見町,桑折町,梁川町,保原町,霊山町,月舘町,伊達町
12・10〜13 西白河
(248名)
大信村,泉崎村,西郷村,白河市
12・18〜21 安達
(410名)
東和町,岩代町,本宮町,大玉村
39・1・7〜10 相馬
(270名)
相馬市,原町市,小高町,飯館村
1・22〜25 田村
(280名)
小野町,都路村,船引町
2・4〜7 信夫
(350名)
信夫村,吾妻町,川俣町  
2・11〜15 双葉
(430名)
大熊町,川内村,久ノ浜町,大久村,浪江町
2・24〜28 石城
(210名)
磐城市,勿来市,内郷市,四倉町,三和村


7 積慶寮の利用状況

 〇場所 耶麻郡猪苗代町土町14(磐梯山登山口)

 〇収容人員  60〜80名

 〇利用状況


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