教育年報1963年(S38)-105/180page

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出版資料名 部門 規格 頁数 発行 部数 編集のねらい
図録「福島の文化財」第2集 文化財 B5 120 600 本県内に所在する史跡・名勝・天然記念物106件を写真で紹介するも ので,カラー写真を含む165枚の新しい写真を掲載した豪華版で.36 年度に発行した有形文化財篇の続篇である。
新生活運動のしおり 新生活 A5 25 500 現在までのこの運動の反省と展望,指定地区一覧,委託金の経理方 法,本県新生活運動協議会規約等をのせている。
企業体新生活運動明るい職場づくりのしおり 24 1,000 新生活運動の考え方,進め方,実践事例,企業体(職域)新生活運動 推進要項等をあつめ,この運動の推進をはかった。
新生活運動東北ブロック協議会記録 B5 13 100 東北ブロック協議会資料として編集したもので,東大青井助教授の 「よい生活とは何か」の講演要旨,分科会,全体会のまとめ等をのせ てある。
伸びゆく新生活運動 50 500 新生活運動指定地区信夫村庭坂,安達町,安積町中庭,喜久田村,西 目村丹伊田,三春町御木沢,鮫川村,山都町木曾広野,金山町,勿来 市,原町市高倉の11地区の実践記録である。

  第2節 青少年教育

1 概  況

 本年度の重点目標を 1)青年学級の整備拡充と運営の

改善 2)少年,青年団体等の指導者の養成と健全な地域

活動の助長 3)各種行事の内容の研究と効果的な執行等

においてこれを推進した。

 青年学級については,今日までの実績から地域の青年

の動態を正しくは握した学級の開設運営について,具体

的に研究と指導を行ない,特に都市における職域青年学

級の開設に意を用いた。本年度の開設状況をしるすと,

学級数217(国庫補助要件具備学級169,不備学級45)で,

10,425名の勤労青年が参加している。

 青少年団体指導者の養成については,団体活動に必要

な野外活動を実習しながら少年の生活指導のあり方,基

本的な団体運営の方法等についての理解を深めるように

努めた。一方,青年国内研修旅行には都市勤労青年を加

え,指導者としての役割と責務について理解をさせ,地

域活動の促進に意を用いた。

 行事内容の研究と執行にあたっては,特に今日の進展

する社会においては他の関係機関団体との連けいこそ緊

要なことなので,学校教育,一般行政との連けい協力を

深め,効果的,系統的な行事を進めるように努力した。

 また,本年度新たに実施した社会通信教育研究集会な

らびに商工業に関する高校開放講座は予期以上の成果を

得たが,これからの青少年教育上緊要かつ有意義なもの

と思われるので,これらの条件や環境の整備も図ってい

かなければならない。

2 第2回県少年団体大会

 (1)趣旨 子どもの日にあたり,県下少年団体の日ご

ろの活動状況の交歓を通じて少年教育の社会的関心を高

め,もって本県少年教育の振興に資する。

 (2)期日 38,5,4〜5

 (3)会場 平市,平市立第1小学校庭および第1中学

校講堂

 (4)講師 ボーイスカウト福島県連盟理事長 二階堂誠一外4名

 (5)参加者 地域こども会員,ボーイスカウト,ガールスカウト,

海洋少年団,青少年赤十字団員等,約2,000名

 (6)実施内容

1) 子どもの日記念式 知事,県会議長,教育長の激励

 のことば,少年のちかいのことば,各団体の演技紹介

 交歓

2) 国旗行進

3) キャンドルサービス

4) リーダー交歓会

 (7)効果約6,000名の参加申し込みがあったが,雨

と会場のつごうで行進,式典参加は2,000名となった。

しかし,各団体の相互理解と交歓をじゅうぶん深めるこ

とができるとともに,行進等を通じて少年教育に対する

社会的関心を高めることができ,予期以上の成果を得る

ことができた。

3 県少年団体指導者講習会

 (1)趣旨 少年教育の重要性にかんがみ,少年団体指

導者に対し,団体活動特に野外活動に必要な指導を行な

い,その資質の向上をはかり,もって健全な少年団体の

振興に資する。

 (2)期日 38,5,25〜27

 (3)会場 福島市田沢 福島愛育園内 青少年健全育

成センター

 (4)講師 福島大学学芸学部教授  田口孝之

       日本赤十字社福島県支部員  清野美雄

 (5)参加者 子ども会,少年団体指導者,PTA補導

委員,青少年健全育成推進員等33名

 (6)内容

1)講義

 ア 野外生活について

 イ 少年団体の指導者心得

 ウ 救急法について


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