教育年報1963年（S38）-128/180page

　〇白河市立白河第三小学校

　〇喜多方市立第二小学校

　〇西会津町立野沢小学校

　〇福島市立立子山中学校

　〇天栄村立広戸中学校

　〇西郷村立西郷中学校

　〇平市立第一中学校

　　　　優良児童・生徒

　〇小学校男子1位

　　　佐久間利雄

　〇小学校女子1位

　　　大久保真理子

　〇中学校男子1位

　　　小野瀬順治

　〇中学校女子1位

　　　小林英子

15　教職員健康管理

　昭和38年度以降2月未日までの間における当課で取扱

かった一般疾病(表一)及び結核管理(表二)による休

職者の内訳は下記のとおりである。

(表一)　一般疾病休職者表

病名	人員	百分率 (%)
循環器疾患,高血圧症	16	15.4
悪性腫瘍	2	2.0
消化器疾患	23	22.1
脳,神経疾患(含神経症)	27	26.0
婦人科疾患	5	4.8
腎疾患	7	6.7
肺外結核性疾患	7	6.7
外傷	7	6.7
その他	10	9.6
合計	104	100.0

(注)38.4.1以降39.2.28現在休職せる人員および疾

　　病分類である。

(表二)　直接撮影者分類

分類	小学校 (人)	中学校 (人)	高等学校 (人)	合計
A1	1	1	2	4
B1	4	5	6	15
B2	ー	2	1	3
C2	113	63	61	237
D3	153	74	78	305
合計	271	145	148	564

　(表一)よりみて注目すべきことは,特に脳神経疾患

(含神経症)の多いことであり,結核管理(表二)につ

いてみるとC2よりD3に移るものが比較的多く,結核に

対する化学療法と結核管理の成果が伺われる。

14　学校安全会

　(1)災害共済給付状況

　昭和38年3月から12月までの間に,学校の管理下にお

いて発生した災害に対する給付金額は次のとおりである。

　義務教育諸学校

　　医療費　　 6,510,715円

　　廃疾見舞金　　195,000円

　　死亡見舞金　　200,000円

　非義務教育諸学校

　　医療費　　1,853,231円

　　死亡見舞金　　100,000円

　(2)審査会の開催

　医療費支給決定上,疑問のあるものについては,毎月

1回審査会を開催し,専門家の意見を徴している。

　昭和38年度中に審査会に諮問した件数は,96件(38年

4月から39年2月まで11回)である。

　(3)学校安全優良学校の表彰

　学校安全優良学校等表彰規定に基づき,下記の学校等

を決定し,第11回福島県学校保健研究大会において,表

彰式を行なった。

　学校安全優良学校

　　北会津郡北会津村立川南小学校

　　磐城市立江名小学校

　　白河市立白河第二中学校

　学校安全準優良学校

　　福島市立福島第三小学校

　　伊達郡霊山町立石田小学校

　　安達郡東和町立下太田小学校

　　郡山市立小原田小学校

　　田村郡三春町立三春小学校

　　東白川郡塙町立塙小学校

　　南会津郡田島町立八総鉱山小学校

　　耶麻郡山都町立山都第三中学校

　　双葉郡浪江町立浪江小学校

　　つつみ幼稚園

　　会津若松第二保育所

　(4)学校安全研究学校

　郡山市立金透小学校が,昭和37年度から継続して実施

した2か年間の研究の実績を下記により発表した。

期日　昭和38年10月23日(水)

会場　郡山市立金透小学校

講師

　　　日本学校安全会理事長　　北岡健二