教育年報1963年(S38)-129/180page
福島大学学芸学部教授 須藤春一
福島県教育委員会事務局保健体育課長 鈴木勝枝
福島県教育委員会事務局安積出張所長 辺見正治
参加者 教職員,PTA関係者350人
内 容 児童登校,生活学習及び指定授業参観
研究発表及び分科会
講演「学校教育と安全」
(5)日本学校安全会事務打合会
学校安全会の業務大要,新年度における名簿更新,共
済掛金の納入事務等について打合せ,事務処理の円滑化
を図った。
期 日 昭和38年12月3日〜12月7日
場 所 福島市,郡山市,会津若松市,富岡町
参加者 市町村教育委員会,私立学校,保育所関係者
約180人
内 容 安全会の業務大要
名簿更新,契約,共済掛金の算出納入について
災害共済給付請求事務について
第3節 学校給食
本年度は学校給食にとっては,まことに多忙な年であ
った。すなわち,対県的な行事としては本県学校給食は
じまって以来の大行事として,東日本学校給食研究協議
会の開催であり,また一方文部省の指導方針に基づいて
ミルク給食の普及による学校給食の100%実施の目標達
成の遂行であった。幸い東日本学校給食研究協議会も盛
会裡に終了し,またミルク給食の普及も予期以上の成果
を収めることができたが,これら多忙な一年間の行事を
反省しながら主な行事ならびに事業内容を列挙してみたい。
1 ミルク給食の普及促進について
(1)福島県ミルク給食完全実施促進本部の設置
政府の学校給食普及計画に基づき,義務教育諸学校に
対し,昭和38年度中早期にミルク給食の完全実施をはか
るため,福島県ミルク給食完全実施促進本部を設置し,
次の者を促進本部委員に委嘱した。
本部長
〇福島県教育委員会教育長 大槻文夫
副本部長
〇福島県小中学校PTA連絡協議会長
〇財団法人福島県学校給食会副会長 瀬戸孝一
委 員
〇福島県市長会長 横山武
〇福島県町村会長
〇福島県市町村教育委員会連絡協議会長 阿部信
〇福島県市町村教育長協議会長 三本杉国雄
〇福島県総務部地方課長 早川理久
〇福島県農政部畜産課長 庄村清治
〇福島県厚生部公衆衛生課長 田中正一郎
〇福島県小学校長会長 青木喜八郎
〇福島県中学校長会長 根本小平治
〇福島県教育委員会事務局教育次長 鮫島文男
〇福島県教育委員会事務局保健体育課長 鈴木勝枝
〇福島県教育委員会事務局信夫出張所長 新井田忠雄
(2)福島県ミルク給食完全実施促進本部委員会の開催
1) 日時及び場所
日時 昭和38年5月14日
於 福島市 県医師会館
2) 協議内容
イ)報告事項
ロ)議題 〇副本部長の選任について
〇今後の促進方策について
〇その他
(3)ミルク給食研究協議会の開催
ミルク給食の推進にあたっては,地区別に関係者を集
めじゅうぶんその趣旨の徹底をはかることが必要である
という前記促進本部委員会の進言に基づき,次のとおり
研究協議会を開催した。
1) 主催 福島県教育委員会
財団法人福島県学校給食会
2) 期日,場所及び参集範囲
月日 場所 参集範囲 5月22日(水) 福島市立福島第一 小学校 信夫,伊達,安達 5月23日(木) 郡山市立芳山小学 校 安積,岩瀬,西白河 東白川,石川,田村 5月24日(金) 会津若松市立城北 小学校 北会津,耶麻 両沼,南会津 5月27日(月) 平市立平第二小学 校 石城 5月28日(火) 原町市立原町第一 小学校 双葉,相馬
3) 参集者
市町村長,市町村教育委員会教育長及び事務担当者,
ミルク給食実施校(開設予定校を含む)関係者
4) 主催者側出席者
福島県教育委員会事務局保健体育課長及び職員
財団法人福島県学校給食会役職員
福島県ミルク給食完全実施促進本部役員
5) 協議内容
イ)ミルク給食の補助事業の概要について
ロ)物資取扱い並びに使用方法等について
ハ)ミルク給食実践報告について
ニ)研究協議