教育年報1963年(S38)-150/180page

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 員訪問し,研究主題の研究を深めると共に,4教科

 にひろげた場合の運営についての研究を行なった。

エ 実験学校訪問回数表

  \月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2
平 野 小 3 5 2 2 1 2 3 4 1 2 0 25
半田醸芳小 1 5 3 2 1 3 5 3 1 3 0 27
油 井 小 2 5 3 5 2 8 6 3 3 4 0 41
西 根 中 1 5 0 2 0 4 5 6 3 2 1 29


 (5)研究内容―予想される学習指導過程―

 学習課題や予習的課題を授業に組み入れ,児童の思考

過程や認識過程に見合う授業にし,学習の個別化やフィ

ードバックの学習理論をいかした授業にするためにつぎ

の仮説をたてて実践研究している。

1) 予習の段階

  あすの学習のレデネスをたかめ,児童の自主的な学

 習態度を育成することをねがって,計画的に家庭学習

 にとりくませる。考えたすじみちやそのよりどころ,

 および学習した内容を,わかりやすくノートに書かせる。

2) ねらい確認の段階

  学習のねらいと予習的課題の関連を再確認し,学習

 の目的意識を明らかにする。そのために,予習結果の

 発表を聞き,各自のものと比較,検討させながら,共

 同で,または各自で解決すべき問題を明らかにする。

3) 学習計画の段階

  共通の問題を解決し,学習のねらいを達成するた

 め,より具体的な計画を立てさせる。ここでは,学習

 内容のみとおしを立て,学習内容の解決の手順をくみ

 たてさせる。

4) 学習展開の段階

  解決の手順や,たしかめながら学習する方法を身に

 つけさせ,新しい知識や技能の習得・深化をはかるこ

 とをねらう。そのために,問題の構造をは握し,関係

 づけ,既習経験をフルにはたらかせるようにする。

5) まとめ・発展の段階

  学習した内容や方法をまとめ,その定着をはかると

 ともに次時の学習意欲を高める。そこで,本時に解決

 された問題や次時に残された問題,発展的に学習すべ

 き問題を明らかにする。

6) 課題設定の段階

  次時の学習のねらいを明らかにし,学習意欲をたか

 め,家庭学習にとりくむ意欲をたかめることをねら

 う。そのために,学習課題や予習的課題を設定させ,

 その学習方法を予想させておく。

 (6)研究授業

1) 平野小学校における研究授業

 ア 第1回研究授業 6月28日

  社  会 「土地の人々のくらし」 4年

  授業者 横山亀彦

  研究テーマ 研究主題による学習指導はどのように

  進めるか

 イ 第2回研究授業 9月27日

  国  語 「少年と子だぬき」 3年

  授業者 斎藤綾子

  研究テーマ 予習的課題を学習の展開にどのように

  いかしていくか

 ウ 第3回研究授業 10月18日

  算  数 「小数」 4年

  授業者 荒川宏

  研究テーマ 児童の考えをもとにして授業を進める

  には予習的課題の結果の発表のさせ方,とりあげ方

  をどのようにしたらよいか

 エ 第4回研究授業 11月20日

  理  科 「かっ車」

  授業者 舘フキ

  研究テーマ 授業の流れの中で児童の思考活動をど

  うとりあげて指導したらよいか

 オ 第5回研究授業 1月31日

  算  数 「計算のくふうと問題のときかた」

  授業者 菅野三男

  研究テーマ 予習的課題はどんな過程でつくり,学

  習の展開にどうくみ入れたらよいか

2) 油井小学校における研究授業と研究結果の普及

  研究第二年目であるので研究主題についての研究資

 料を整え,研究内容を深めると共に4教科にひろげた

 実践研究を主とした。

 ア 第1回研究授業 5月31日

  国  語 「記録」 6年

  授業者 市川敏夫

  研究テーマ 予習的課題はどんな過程で作り,どう

  授業に組み入れるか

 イ 第2回研究授業 9月25日

  社  会 「日本工業の進歩」 5年

  授業者 金沢トヨ

  研究テーマ ノートの指導をどのようにするか―学

  習の個別化の配慮―

 ウ 第3回研究授業

  算  数 「表とグラフ」 6年

  授業者 高橋秀夫

  研究テーマ 子どもひとりひとりの予習結果をいか

  し,各自の思考力を高めるにはどうすればよいか

 エ 第4回研究授業 2月18日

  理  科 「モーター」

  授業者 小柳昭二

  研究テーマ 予習結果を授業の中にくみいれ思考を


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