OHPの活用とTP制作の手びき-032/152page
・カラーインクを用いる。
筆にふくませてシートに塗る。画面の広いところがら始め,一度塗るたびごとに,シート面に溜った液をガーゼやスポンジ等で手早くぬぐい取る。
・油えんぴつ(ルモカラー)を用いる。
着色したい部分に油えんぴつで軽く塗り,その上から指や柔かい布等でこすって色を散らす。
・カラーシートを用いる。
1.下書きする ・下書き用紙に鉛筆書きする。 ・文字や絵図の大きさ,形,配置,配色を吟味する。 ・組TPの場合はわく外の天地と左右にトンボ(+印)を記入する。 ↓
2.絵や文字をシートにかく ・下書き用紙の上にTPシートを重ね,固定する。 ・絵図→文字の順に,下書にそって写しとる。 ・トンボも写しとっておく。 ↓
3.着色する ・書いた上に着色すると文字や線がにじむので裏がわに着色する。 ・着色のしかた(P31),カラーシートのはりかた(P33)を参照し,ていねいに着色する。 ↓
4.試写する ・書きもれのないことをよく確認してからTPシートを下書き用紙からはがす。 ・投映画面を教室の最後列から見て,下書きと対比しながら吟味する。 ↓
5.シートホルダーに止める ・接着剤や接着テープ(ポリエステルテープがよい)で天地左右を止める。 ・組TPの場合は,トンボを合わせて止める。 ・全体部分提示法を用いるときはマスクを切りぬいたり,被覆紙を必要な部分にあて一方を固定したりし完成させる。 ↓
6.摘要を書く ・製作年月日,製作者名,教科単元名,使用目的,使い方,整理番号などを書く。
(貼付による方法参照)
イ 手書きの順序
2)貼付による方法
カラーシート,モアレカラー,カラーテープ,偏光紙,インスタントレタリングなどをTPシートにはりつけてTPを製作する方法である。
ア カラーシート・モアレカラーのはり方
○糊のついたカラーシート(アセテート系)