OHPの活用とTP制作の手びき-055/152page
TP1-3 せてもよい。 ○道順を確かめながら,各自の家をTP1-2の上におく。
・学校からの道順をいわせながらチップをおかせる。(TP1-3)・おもな道路の入った地図に学習したことを記入させるとよい。
(2)絵地図から平面地図に移行させる例(小学校第3学年)
単元 わたしたちの市のようす。 TPのねらい 中学年になると多少抽象的な認識ができるようになる。この単元では,自分たちの市の様子をしっかりとらえさせることが大切である。すなわち,自分たちの住む市を中心にした地域の地形,集落の分布や土地利用のようすなどについて,その全体的な姿や特に特徴のある点をとらえさせ,そこには,人々の生活と自然環境との密接な関係が反映されていることを理解させるのである。 そのために,前学年で習得した絵地図の見方,かき方などの基礎をふまえて,より充実したものにすることが必要である。特に絵地図という具体的なものから,抽象的な平面地図による空間的意識に移行させるためのTPづくりに留意したい。
TP 活用のしかた留意点 ・方位 ・おもな建物のチップ例 ◎学校付近の景観や機能の特色をとらえさせるとともに,絵地図作成に必要な基本的能力を育てる。 ○1年生の時作成したTP絵地図を見て,実際の観察と違う点を話し合いの材料とする。
○絵地図の表わし方について工夫させる。・TP絵地図を90°,180°,270°回転させ,方位のきまりをわからせる。
・道はば,距離,施設(建物)などの記号などで表わすきまりを,チップを使用し理解させる。この場合OHPを2台併用し,絵地図と地図記号を対比させながら指導すると効果がある。○絵地図に表わす。
・学校を中心にした幹線道路を記入した地図をTP2-1(マザーシート)に書いておく。