OHPの活用とTP制作の手びき-076/152page

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・地球上のどのような地域に発生しているか。 } を理解させる。
・マグマの発生する条件とマグマの発生する地域の関係

 3)OHP導入のねらい
 火山帯の地下にマグマが発生することを,火山岩や深成岩の成立から理解させ,火山帯と地震帯が一致していることをTP(オーバーレイ法)によって提示する。そこから,マグマの発生と地震の因果関係に疑問を持たせ,地震の発生と地圧の減少からマグマ発生の条件を推定させる。このような学習の流れの中でOHPの利用は効果的である。

 4)指導過程

時間
(分)
指導内容 学習過程 留意事項


5

20

1.学習課題提示
2.マグマ起因の岩石について
 
 
 
 
 
 
3.火山の地表面での分布とその特徴
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
4.震央の分布とその特徴
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
5.火山の分布と地震の分布の関係
 
 
 
 
○マグマが地球上のどこに発生しているかを知る手がかりは現在の火山であるから、火山のある近くの地下にマグマが存在していることを理解させる。
 
 
 
 
 
○教科書や資料にある火山の分布を白地図に色鉛筆で書き入れる。
○TP1-1を提示し、分布の特徴を確認する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
○教科書や資料にある地震の分布を色を変えて同じ白地図に書き入れる。
○TP1-2を提示し、分布の特徴を確認する。
 
 
 
 
 
○TP1-1、2を重ね合わせて火山帯と地震帯が一致していることを確認し、火山や地震は特定の地域に集中していることを理解させる。

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