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学年段階や設備等に応じて教師の指導法
の工夫で進められたい。) |
○用具,材料のあと始末 |
○まとめ |
・完成作品を鑑賞し合う。 |
・各自の版から何故このような効果が出た のか,またわかったかどうか確認する。 |
・版を大切に保存しておくように指示する |
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(3)鑑賞の指導での活用
作品研究などで知的理解を得させることは鑑賞そのものではないが,鑑賞への道程として必要であり,真の鑑賞はここから先にある。それらは,児童生徒が自分自身の眼と心でとらえなければならない。ここに鑑賞もまた創造活動であるとする理由がある。従って,鑑賞学習においては,最初の作品とのふれあいが大切であり,教師の働きは作品の中に子どもをどう入りこませるかにある。
1)美術品の鑑賞(小学校高学年)
題材 |
神奈川沖浪裏(葛飾北斉作) |
ねらい |
浮世絵版画の名作を通して,力強い動き,画面の組み立ての工夫,作品の美しさを感じ取らせる。 |
TP |
活用のし方・留意点 |
TP1 |
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活用のし方・留意点 |
きょうは,みんなにすばらしい絵を見せてあげよう。どんな絵かあててごらんなさいと言って気持を集中させる。 |
○TP1により反応をみる(図版・写真法) |
・どんな人のどんな作品なのかなと聞いてみる。 |
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(特に正解を求めず,作品をよく見せる) |
・この絵をよく見て,自分の感じたことを短い文で書かせる。 |
・感想を発表させる。 |
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○すごい波 |
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○波がとてもこまかい |
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○色が少なくてもきれい |
○この絵は,江戸時代の葛飾北斉という人の版画ですと知らせ,グループごとにもう一度考え合わせ,具体的に感想を発表させる。 |
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○北斉はとても空想家である。 |
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○富士山は小さいけと堂々としている。 |
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○この舟が沈まないかとはらはらする。 |
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(いいところを見つけたねと励ます。) |
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