OHPの活用とTP制作の手びき-092/152page

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TP2-1

TP2-1

TP2-2

TP2-2

○力強い動きの出ている秘密に気づかせる。
(TP2-1の提示)
・右の端から下降線をたどる波の動きが右巻きに大きくうずまいている。
・落ちこもうとしている波の先端に富士山があるという視線の動き。
○TP2-2により,快いリズムを感じさせるのはなぜかについて気づかせる。
・波のとどろき聞えてくるような雄大さは大小の同じ形のくり返しから表わされていること。
・富士山は,波の谷間の下に小さくおかれているために,波はより大きく見え,奥行きが深く広さを感じさせること。
 
 
 
 
○鑑賞後の印象から波を描く。
・北斉に負けない波を描いてみよう。
  ○ものすごい波を描こう。
  ○うずまきになった波を描こう。
  ○段々の重なった波を描こう。
・準備した画用紙と水彩絵具により,波を描かせる。
○完成作品の発表と鑑賞
・各自の作品のねらいを発表し合う。

(4)発想の指導での活用

 1)表現(デザイン),(中学校)

題材 線の構成(平面構成)
ねらい (1) 線の持つさまざまな造形要素の中で,特に書線を取り上げ,条件や規則により直線を配列し,曲面を構成することによって,条件学習の思考力を高め創造活動の態度を養う。
  (2) 直感的な思考から論理的な思考へ,筋道をたてて考えることの大切さを気づかせ,線のデザインヘの興味と関心を高める。

○OHP活用のねらい
 条件を与え,制約された中での思考活動から発想の多様さを導き出すことにある。
 困難な生徒についても,生徒自身の演示の場から,お互いのアイデアの投映により,生徒参加による相乗効果の得られる授業展開が期待される。
 暗示や糸口を与えることで思考の筋道を発見させ,少しでも思考と発想の幅を広げることができるようにする。


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